時を編む者
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銀の尻尾と盗掘者、亡国の残照、キトー炎上、地下迷宮、時を編む者の五章から成る。 第一章で、既に盗賊首領アレジオの盗掘行脚の行動部分から始まる。 しばらく読み進めても、アユスカが、どの程度重要な人物なのかが前半では、よく分からなかった。 だが彼の存在意義が本章で最も語られるラストは面白かった。 かつての親友エバンスとアレジオとの交流、郷国での古きよき時代の二人の活躍、確執、 袂を分かつ(アレジオが故国を去る)あたりを、もう少し頁を割いて読みたかった。 悲しき運命とやらが実感できるには、エピソードを幾つか増やし、アレジオとエバンスの苦悩を より綿密に絡めて、対決の時を延ば〜し、あと二章ほど増やして上下巻にして……。 でも、そうするとアユスカの登場場面が全体的に更に少なくなり存在感が薄くなってしまうかな。 題名が時を編む者だが、主役はアユスカという感じではない。ラストにアユスカが欠かせないが、 アレジオはアユスカに関わってくるから話として必要であり、個人的にアレジオにもっと重きを置いて 話を綴ってほしかった。アユスカの物語なのか、アレジオとエバンスの物語なのか──両方です。 | ||||
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「時を編む者」の存在が気になりながらも熱中して読めました。 話の展開の速さに合わせてドキドキし、自分も話の舞台に飛び込んだ気分になります。 仲間が死ぬ度に心を痛め、それでも運命を変えられるよう願い、最後は達成感と安堵ですがすがしい気分になりました。 | ||||
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文章も読みやすかったし、キャラに感情移入もできた。 ただ、1冊で完結しようとしたせいか、中盤から後半があっけなく展開する。 物語の完成度は高いけど、まとまり過ぎの感もあったかな。 | ||||
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ストーリーや舞台設定に新味はないが、盗掘団、「時を編む者」の少年、などアイデアは面白かった。文章も安定していて読みやすい。安心して読めます。ラストもなかなかよかった。 でも、貴族=悪、平民=善という図式、悪人を徹底的にこき下ろす点など、田中芳樹の影響が前面に出ている。文章の雰囲気も似てるし。人物も浅くてちょっと物足りない。 とはいえ、デビュー作という点を考えるとまずまず。今後に期待。「アルスラーン戦記」が好きな方は、一読してみてもいいかも。 | ||||
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