奇想天外殺人事件
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ミステリみたいなタイトルに騙されてはいけません。本作はユーモアSF(すこしふしぎ?)であります。 不可能犯罪の真相はオーバーテクノロジーだったり、呪術だったり、珍発明だったり、いずれもドラえもんの秘密道具か、はたまたスーパー戦隊の怪人の特殊能力かといったノリ。 ストーリーはあってないようなもの、全編にわたって目暮警部と早乙女ボンド之介のアホみたいな応酬が続きます。007=ジェームズ・ボンドを祖父に持ち、母方が早乙女主水之介の一族という著作権上等のボンド之介のプロフィールが、冒頭のつかみだけで、本編ではまったく反映されていなかったりするのもくだらなさを引き立てています。もっとも、時事ネタ、当時の流行ネタは、いまでは意味不明になっているものが多くて残念です。それから、下ネタが多いのでその点はご注意を。 それぞれ20ページの分量で、テンポもよく、さくっと読める全11編収録。後半は読者の側も馴染んだせいか、意外に周到に張られた伏線から解決に持ち出されてくるオカルトネタが何なのかを推理するという楽しみを味わえます。一つだけふつーの解決があって、がっかりしてしまうくらい。 | ||||
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横田 順弥氏はSF作家だが、その氏が書いた珍しいミステリー作品・・・と言っても不可能殺人が起こり、解決は現実性皆無のほぼSFみたいなバカバカしいトリックや事件の真相だらけである。 本書に本格ミステリーを期待して読んではいけない。星新一のショートショートみたいな感じだと思って読むのがいいだろう。 80年代初期のリリースなので、途中でネタが分かってしまうものも結構あるが、それでも妙に引きつけられる独特の魅力を持ったバカミスである。 | ||||
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SF作家の書くミステリ、といっても山田正紀のような本格ではなく、辻真先や泡坂妻夫のような昭和初期生まれの人が書くユーモアミステリか、吉村達也や東野圭吾が書くバカミス、といった雰囲気。どれも論理的というよりちょっとした思いつきのような解決なので、本格ファンには受け付けないかもしれませんが、バカミス、ユーモアミステリ好きには最適。真面目に分析すると、作中のSFレベルが分からないので、もうひとつ真っ向から読者が推理できないのですが、そんな硬い気持ちで本書を読む人はいないでしょう。早乙女ボンド之介と真暮警部の掛け合い漫才を楽しむのが本作の良い読者の姿というものでしょう。 | ||||
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SF作家の書くミステリ、といっても山田正紀のような本格ではなく、辻真先や泡坂妻夫のような昭和初期生まれの人が書くユーモアミステリか、吉村達也や東野圭吾が書くバカミス、といった雰囲気。 どれも論理的というよりちょっとした思いつきのような解決なので、本格ファンには受け付けないかもしれませんが、バカミス、ユーモアミステリ好きには最適。 真面目に分析すると、作中のSFレベルが分からないので、もうひとつ真っ向から読者が推理できないのですが、そんな硬い気持ちで本書を読む人はいないでしょう。 早乙女ボンド之介と真暮警部の掛け合い漫才を楽しむのが本作の良い読者の姿というものでしょう。 | ||||
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