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No.2
13階段
高野和明
13階段の感想
No.1
迷路館の殺人
綾辻行人
完璧に騙された
取り上げにくそうなテーマだけど、軽さ・安っぽさは感じないし、取材力からくる信憑性が、描写を
より引き立たせて、凄い臨場感でした。特に死刑囚470番(5歳と7歳の幼女を強姦殺人・死刑判決)の
死刑執行シーンは鬼気迫るものを感じました。それと登場人物・南郷の「日本人はな、悪人を死刑にしようと心の中では思いながら、それを口にする人間を白い目で見るんだ。本音と建前を使い分ける民族の陰湿さだよ」という台詞や物語全体から、こういう事はかけ離れた出来事ではなく、誰にでも訪れる可能性がある。目を逸らすな。という作者のメッセージが感じられました。
「死刑」を外側からと内側から、知る・考えさせられる教科書的な面と、単純に楽しめるエンターテイメント的な両面を持ち合わせた、本当に面白い本でした。