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No.1
たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説
辻真先
たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説の感想
テーマが良かったです。
戦争前と戦後を昨日信じていた世界や価値観が変わってしまう、パラダイムシフトの中での殺人事件の話。
新しい時代を直向に生きる少年少女の目から表現されています。
様々な時代の変化を伏線を貼りながら、まさにパラダイムシフトが起きた日に繋げてタイトル意味の回収、気持ち良かったです。
さらに激動の変化の中、普遍的な価値や古典的な変わらないミステリーの面白さを、最初と最後をつなげる心地よさがありました。
丁度現在、変化や多様性を求められている時代であり感慨深く、舞台の時代を自分自身経験はしていないが、それこそ価値観が変わっていく激動の時代だったのだと、思いを馳せます。