こちら社会部
評判
こちら社会部の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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舞台は東京オリンピックの前後、昭和30〜40年代。従軍経験者、被爆者、戦争未亡人などが多数登場、戦争の影が色濃く残る時代が伝わってくる。
表題作「白骨の家」は少々猟奇的だが、それはこの話だけ。
巻末の「一九六三年十一月」は、三池炭鉱事故、鶴見線事故が同時に起き、ケネディ暗殺もあった激動の月。
連続する事件に翻弄される記者たちの葛藤を描く。短いながら重厚な作品で、横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」を思い出させる。
某町はヤクザに支配されているとか、ある病気の人に放火魔が多いとか、伊豆の某島は流人島だとか、現代では許されないような表現も出てくるが、それがまた時代を実感させてくれる。