オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【山本一力】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
だいこんの評価:
4.65/5点 レビュー 48件。 A ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.65pt
絞込み:
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
ご縁がないようで
この著者の小説が好きな人は宮部みゆきとか浅田次郎とかスティーブンキングとか好きな人じゃないでしょうか?
饒舌なタイプというか油絵具をごってりと塗り重ねるような書き方をする人。
例えば主人公の父親は借金の一括返済も目論み博打に手を出しますが、小説の約束事のなかではそんな博打は負けるに決まってるので賭場に行く、場面が変わったらスッカラカンになってる、でいいと思いますが山本さんはガッツリ書きます。
好きな人にはこのガッツリ感がいいんでしょうね。
つまらないってことはないですが好みじゃないです。空白とか省略の美学みたいなのが好きなので。
借金返済のために書きまくったバルザックみたい。
あとお金のことがずっと引っかかりました。
江戸時代のお金のことに詳しい訳じゃないですが
9歳の子娘が幾ら才覚があるからと言って月1両3分2朱’(ほぼ2両)稼ぐってどうなんだろ。
しかも月6日休みです。
働いてるのは料理屋とかみたいに評判がよければ客が増えるところじゃなくて番屋の賄い、軽食です。
福沢諭吉が慶応義塾を開いた時の教師の給料は月4両。
「武士の家計簿」では大工の月収を月1両で計算。←(ちょっと疑問に思ってる)
落語の紺屋高尾では職人久蔵が脇目も振らずに3年間で貯めた金が13両と2分(演者によってちょっと違う)。
これらは江戸時代後期から幕末のことなので作品の舞台になってる18世紀中ごろの1両はもっと価値があったと思います。
なんか話が出来過ぎていて入りこめませんでした。