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青い鳥: 眠る探偵4



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【この小説が収録されている参考書籍】
青い鳥 眠る探偵4 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))

青い鳥: 眠る探偵4の評価: 4.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

夢の中では、ふんわりとした着地を

眠る探偵シリーズ全4巻を拝読致しました。掻い摘まむと「麗しい探偵が、天才的犯罪者に愛される」お話しなのですが…
青い鳥 眠る探偵4 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))Amazon書評・レビュー:青い鳥 眠る探偵4 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))より
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No.3:
(5pt)

All's well that ends well!

交渉シリーズのファンで、初期の頃の作品が読みたいなと思い読んでみたら、、!
もうこれは、極上のミステリーでした。一気に読みました。
そして、エンディング。この終わらせ方すごく良かったです。ともすれば陰惨な話が一気に救われる。
ドラマ性の高い一冊でした。映画にしたらかなり面白いかも!
青い鳥 眠る探偵4 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))Amazon書評・レビュー:青い鳥 眠る探偵4 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))より
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No.2:
(5pt)

眠る探偵シリーズ!!傑作です。

榎田尤利さんの作品はBL小説にしてはストーリー、登場人物すべてが緻密で面白いです。読み始めたら、展開が気になっていっきに読みたくなります。主人公と一緒にどきどきしたり、泣いたりと忙しいんですが、読み応え十分です。何度も読み返し、あたらしい発見があったりもします。人形の爪、鏡よ鏡、傀儡の巫女、青い鳥、の4冊でシリーズ完結です。
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No.1:
(4pt)

暗闇の中に一筋の光・・・

このお話は、一言で言えば、睡眠障害を持ち、他人の夢に入りこめるという特技?を持つ
超美形の探偵、一羅木真音と、彼に執着する天才殺人鬼、三条槇との攻防、サスペンスです。
そしてテーマは真音と家族の愛。BL要素ももちろんありますが、
それは物語の中では、たいしたウエートはありません。

とにかく、槇の真音に対する執着がすごい。真音に振り向いてほしいがために、
次々と殺人を犯していく槇。そしてその魔の手は、真音の愛娘、笑子と、異父弟、隆にも
延びて・・・・・。

真音が笑子と隆を守るため、また、笑子と隆も真音を守るために、わが身を捨てて
槇と戦う。家族と静かに、幸せに暮らしたい、そんなあたり前のことを望んでいるだけ
なのに・・・・・。

全巻通して、とても重く暗いストーリーですが、聡明な笑子、老け顔でいつも兄に
間違われる隆、ひょうひょうとして親バカの真音のキャラが楽しく、三人の会話がテンポよく
進んで、暗いお話の中に光をあてています。

槇がじわじわと真音に近寄り、俺はここにいるよ、君のすぐ傍にいるよ、
と意思表示するがごとく殺人を犯していくさまは、ほんとにホラー映画のよう。
真音が危機に追い詰められて、もうだめか、ここまでか、と思った時に一筋の光が
さすように、生きる希望になったのが、家族への愛でした。

果たして、真音と家族は、最愛の人を守れるのでしょうか?
そして、愛に飢えた天才殺人鬼、槇の運命は?

終わり方も納得できるもので、よかったです。
ラストシーンの青い鳥は、この物語の象徴のようで、
その美しい情景が目に浮かびます。

読み終わって、改めて家族っていいもんだなあ・・としみじみと思いました。

こんなお話が書ける榎田さんは、ほんとにスゴイ作家さんだと思います。
ほんとは星5つあげたいところですが、あまりにも物語がヘビーなのと、
BL的観点から見て、星4つとさせていただきました。
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