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フェルメールの闇
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フェルメールの闇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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迅速で確実なご対応に加えて、思っていたとおりの商品でとても満足しています。有り難うございました。 | ||||
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『フェルメールの闇』というタイトルの通り、世界でも30数点しか本物が確認されていない17世紀のオランダの画家、フェルメールの絵をモティーフに使っています。 ミステリーですので、あらすじやプロットは省略しますが、「贋作」がテーマです。有名な贋作事件、ファン・メーヘレンなどのエピソードも小説の中で紹介されていますので、フェルメールファンにとって色々な知識も得られる構成になっています。 なにしろ、小説の20章あまりの表題は、すべてフェルメールの絵のタイトルから取られています。簡単な解説もそこで紹介されていますので、フェルメールの画集を片手に読み薦めていくのも一興かと思います。 著者の田中純は、京都大学教育学部卒業後、大蔵省に入省して独立した元キャリア官僚です。フェルメールファンでないと書けないテーマですが、読み物としても十分楽しめました。 この本の表紙は「画家のアトリエ(絵画芸術)」が使用されています。昨年、神戸市立博物館で実物を見ていますので、感慨も新たにしているのですが、実はこれと、口絵の「デルフトの眺望」も京都在住の青木敏郎さんという画家の模写なのですね。これには本当に驚きました。このような「作品」を見せられますと、この本の主題の「贋作」が、あながち荒唐無稽ではなく、ありうる話となり、ますます興味が湧きますね。 | ||||
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以前読んだ「フェルメールの音」と同様「フェルメール」に目が留まって手にしてみた。寡作の画家であったがゆえに「闇」という言葉がふさわしく,人を寄せ付けるのだろうか? 短編集かと思い読み始めたが,一気に引き込まれてしまった。各所に書かれた事柄が,最後に全て繋がるという構成力も著者の頭のよさを感じさせた。絵には詳しくないので「贋作の技術」も面白かった。 フェルメールの画集を手許に見るとより面白いかと思う。 | ||||
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