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2.33/5点 レビュー 3件。 - ランク

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平均点2.33pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(4pt)

惹句に騙されないように。安易なエンタメではない

いつ購入したのかも覚えていないジャケ買いの積読本が見つかったので、とりあえず読んでみました。
その後Amazonのレビューを見ていささか驚きました。何故こんな低評価なんだろう?十分読み応えのある面白い作品だったのに。

思うに東京創元社はおしなべて売り方が下手です。私はおそらく帯の惹句でタニス・リーのようなファンタジーを想像して購入したのだと思いますが、実際にはファンタジー的な設定は状況のための背景にすぎません。さらに、ミステリーとして読ませるのも、この作品の本質ではないでしょう。

本書は自然環境が過酷になった状況下で、ファナティックな思想に救いを求めること—とりわけ狂信者が自分の正当化のためにあえて狂信することを選ぶような、我々の日常世界でも諸々の問題を引き起こしている思想の有り様がどのように成り立つのかが、社会という大きな括りではなく、個人の問題として描かれています。ただ、展開はあくまでエンタテインメントのそれで、決して堅苦しい話ではありません。

それでもライトな読みやすいエンタメ小説を求める人には向かないでしょう。が、それは作品の責任では決してないです。
泉 Amazon書評・レビュー: より
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