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(アンソロジー)
新世紀犯罪博覧会
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新世紀犯罪博覧会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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長編のリレー小説等でおなじみの人気ミステリー作家達によるユニットによる一つのテーマをもとに各作家が書き下ろした短編推理作品をまとめた作品。連作推理小説となっているが同じネタでの競作という側面が強い一冊である。 モチーフとなるのは架空の80年代中期に開催された地方博覧会でのタイムカプセル手紙であり、当時に投函した手紙が21世紀の始まりの年に登場人物達に配達されそこから発生する殺人事件を描いている。 テーマがテーマだけに前半の3編は同じような題材になっているが、これはまあいたしかたないだろう。各作家の持ち味を逆に堪能できるというものだ。 ミステリーというくくりだが、この夢溢れるタイムカプセル手紙という題材をほのぼのとした日常の謎系ミステリーではなく、ことごとく各作家が後味を悪いブラックな殺人ネタに絡めているのが悪意満載で面白い。 競作短編集としては粒ぞろいの作品が揃っており、楽しめる。 | ||||
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