【金久保茂樹】
横浜残照、殺意の米軍基地
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日本最大級の豪華客船『びいなす2世』号の女性一等航海士・加茂川涼子は、四十五日間のクルーズを終え東京に戻った。
旅行代理店に勤務する美代川麗子は、ツアーの打ち合わせで訪れた遠野で、殺人の第一発見者となる。
京都の名門旅館「鍵屋」の板前補佐・松岡が自宅で殺された。
才能に溢れながらも男を手玉に取っていた小野小町の晩年は不遇だったという伝説は、昔から良妻賢母を教育するための説話として利用されてきた。
「WTA」(ワールド・トラベル・エージェンシー)が企画したツアー『熊本、島原、春うらら三日間』中、男性客が、乗っていた寝台特急“はやぶさ”から失踪、長崎行きの特急“さくら”車内で手足を縛られ、絞殺死体となって発見された。
旅行会社「WTA」主催のツアー「津和野祭り3泊4日の旅」でダブルブッキングが発生し、危機管理室の美代川麗子はその対応に、急遽津和野へ飛んだ。
WTAが企画した『甲信越ぐるっと麺紀行』の視察で、調査室の秋月とともに現地を訪れる予定の横浜支店の富岡は、ある日、店頭に突然やってきた女性から不思議な依頼を受ける。
晩秋の京都嵐山を走るトロッコ列車内で、老舗旅館の総料理長室田が刺殺された。カメラマン夏樹優一郎は真相究明に乗り出す。
旅行代理店「WTA」の秋月は、平家ゆかりの地をめぐり、名産のグルメを堪能しようというツアー一行を率いて下関と門司を訪れた。
会津鶴ヶ城で、ペットボトルの日本茶を飲んだツアー旅行中の男性が「会津には怨霊がすんでいる」という謎の言葉を残して死亡した。
「WTA」主催の『秋を遊ぶ東北・北海道、列車でのんびり五日間』ツアー参加者の藤枝が、乗っているはずの特急“スーパー北斗九号”から失踪、翌日函館の万代埠頭で遺体で発見された。
2週間後に控えたツアーの下見に山形を訪れた旅行代理店「WTA」の秋月顕一は、芋煮会の会場となる馬見ヶ崎川の河原で中年男性が殺されているのを発見する。