アデル ファラオと復活の秘薬



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初公開日(参考)2010年06月
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長編小説

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アデル ファラオと復活の秘薬 (ハヤカワ文庫 NV ル 5-1)

2010年06月10日 アデル ファラオと復活の秘薬 (ハヤカワ文庫 NV ル 5-1)

彼女の名前はアデル・ブラン=セック。比類なき知識と勇気、すばらしい行動力を持つ、パリでも評判のジャーナリストだ。 そんな彼女の行く手に待っていたのは、空前絶後の大冒険だった。 愛するものを救うため、ファラオの秘薬を手に入れるのだ。エジプトの遺跡からパリの都へ。追いすがる警察もなんのその、難攻不落の監獄へも突撃! その突進の結末やいかに? ニューヒロイン誕生! 世界が待っていた最高に熱い大冒険! リュック・ベッソン監督が放つヒロイン×アドベンチャー超大作を完全小説化。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

実は不器量なヒロインの必死の努力が胸を打つ仏人気冒険コミックの小説化第1弾。

フランスの人気コミック作家タルディの代表作シリーズの第1作がリュック・ベッソン監督により映画化された大冒険アドベンチャーのノベライズ第1弾です。本書に初登場するニュー・ヒロインのアデル・ブラン=セックは映画の配役とは違って実際はお世辞にも器量良しとは言いかねるブスッとした態度の気難しそうなおばさんです。けれど読み進むと行動派のジャーナリストである彼女は超然としたスーパー・ウーマンではなく幾度の失敗にも挫けず挑戦し続ける努力家で情にも篤い愛すべき性格なのが次第にわかって来ます。
一九一一年の冬の夜、古代エジプト学が専門の優れた学者エスペランデュー教授が自室でトランス状態に入ると、不思議な事にセーヌ左岸の植物園の古生物学の展示室に飾られた大きな卵が一億三千六百万年の時を経て孵化し中から幼い翼竜が姿を現す。やがて夜の街に飛び出した翼竜が大混乱の騒ぎを起こしている頃、我らがヒロインのアデルはエジプトの遺跡へある切実な事情の目的を持って旅していた。
本書に描かれるユーモアは黒い笑いの部類で、パリ警視庁のカポニ警部の昼食のサンドイッチに翼竜が頭上から糞を落とす汚いギャグや、残酷過ぎて書くのが躊躇われるギロチンのエピソード等が時折さり気なく出て来ますのでご用心下さいね。でもそんなブラックな部分だけでなく、瓜二つの双子の妹アガットの過去の不幸な事情の為に懸命にがんばるアデルの必死の努力には思わずホロリとさせられます。この物語にはミステリーの要素はあまりありませんが、クライマックスのルーブル美術館の場面は神秘的な驚きと人間味のある感動を味わわせてくれます。彼女の行く所には常に波乱万丈の運命が待っている様で、次はアデルがあの悲劇の豪華客船タイタニック号での冒険に乗り出す所で終わっていまして、次回の映画化は何時になるかわかりませんが早い機会にぜひ第2弾を読ませて頂きたいと期待します。
アデル ファラオと復活の秘薬 (ハヤカワ文庫 NV ル 5-1)Amazon書評・レビュー:アデル ファラオと復活の秘薬 (ハヤカワ文庫 NV ル 5-1)より
4150412197



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