翡翠の家
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あらすじを読んだだけで、これは多分自分好みで面白そう!とわかるものがあります。 この小説がまさにそうでした。 ハワイ出身の新人女性作家が主人公のコージー・ミステリの第一作で、舞台は戦後間もないニューヨーク。 ちなみに第二作目、三作目はハワイが舞台になっており、それぞれハワイの空気が感じられる独特の雰囲気ある作品で、 こちらもおすすめです。 ニューヨークに来たばかりの主人公ジャニスはルームメイトを募集し、連絡してきたのは中国系美女リリー。 2人が個性豊かなアーティストたちの住むアパートに引っ越した早々、事件が起こります。 初めから誰かに見られていたり、何か秘密があるらしいリリーが襲われたりして不安が増すなか、地下で男の死体が見つかります。 しかもジャニスは死んだ男になりすました何者かと前夜話をしているのです。 犯人は住人のなかにいるのか? リリーは何を隠して何をしようとしているのか? 緊迫したアパートの雰囲気、疑い合う住人たちの様子がジャニスの目を通して描かれ、引き込まれていきます。 ジャニスはリリーに何か秘密があることに気づいていますが、もともと客観的で前向きな性格らしく、リリーと徐々に信頼関係を築きながらそのわけを知っていきます。 リリーの行動力や強さ、異なる人種や文化を理解しようとするジャニスの考え方、どちらも魅力的でいいコンビだと思います。 60年以上前に書かれた作品ですが、今読んでも遜色ないおもしろさです。 | ||||
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1940年末、第2次世界対戦が終って間もない冬のNYが舞台。 ワシントンスクエアのアパートメントで繰り広げられるミステリーは、古き良きNYを舞台に登場人物が魅力的な作品です。個性豊な住人であるが故に、犯人探しの醍醐味がきちんと有ります。 タイプライター、暖炉と、昔懐かしいアメリカのテレビドラマを彷彿させます。 ただ、懐かしい気分は味わえますが、ミステリーとして第2作を望むほどではありません。 それは、ジャニスとリリーの二人だけでは魅力は弱い。 | ||||
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1940年末、第2次世界対戦が終って間もない冬のNYが舞台。 ワシントンスクエアのアパートメントで繰り広げられるミステリーは、古き良きNYを舞台に登場人物が魅力的な作品です。個性豊な住人であるが故に、犯人探しの醍醐味がきちんと有ります。 タイプライター、暖炉と、昔懐かしいアメリカのテレビドラマを彷彿させます。 ただ、懐かしい気分は味わえますが、ミステリーとして第2作を望むほどではありません。 それは、ジャニスとリリーの二人だけでは魅力は弱い。 | ||||
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一つ屋根の下に様々な人が住み、その中で殺人事件が起きるという状況がエリザベス・フェラーズの「私が見たと蝿は言う」に似ています。謎解きものではなく、色々なことが起きながら次第に事件の真相が明らかになるという構成で、丁寧に書かれた良い作品です。主人公のイメージがもう少し具体的に描かれ、パートナーの中国系の女性も話が進むにつれて輝きが増して来るような描きかただったらもっと良かったと感じました。約60年前に書かれ、当時のニューヨークが舞台になっていますが、その点は特に違和感はありません。なお、この作品をコージー・ミステリと呼べるのかちょっと疑問に思います。 | ||||
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一つ屋根の下に様々な人が住み、その中で殺人事件が起きるという状況がエリザベス・フェラーズの「私が見たと蝿は言う」に似ています。謎解きものではなく、色々なことが起きながら次第に事件の真相が明らかになるという構成で、丁寧に書かれた良い作品です。主人公のイメージがもう少し具体的に描かれ、パートナーの中国系の女性も話が進むにつれて輝きが増して来るような描きかただったらもっと良かったと感じました。約60年前に書かれ、当時のニューヨークが舞台になっていますが、その点は特に違和感はありません。なお、この作品をコージー・ミステリと呼べるのかちょっと疑問に思います。 | ||||
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