維納の殺人容疑者

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種別
長編
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あらすじ

2005年12月01日 維納の殺人容疑者 (講談社文芸文庫 さE 5)

文豪・佐藤春夫の描く異色の法廷ミステリー1928年、ウイ-ンで起きた愛人殺害事件の法廷劇を「纂述」という<述べて作らぬ>態度で記録した冒険作。相反する証言で真実は闇の中、陪審員の判決は・・・(「BOOK」データベースより)

評判

維納の殺人容疑者の評価:

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維納の殺人容疑者の総合評価:

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No.1
(5pt)

闘い

この長編小説で余すところなく描かれているのは、
闘争。
だが闘いとはいえ、汗くささとか蛮気とは全く無縁である。この点が凄まじい。描写の大半を法廷に絞り込み、あくまでも論理と論理とのぶつかり合いを並べつくして、作中これほどの緊張感を保った佐藤春夫という人は、稀に見る批評家だなと感嘆させられる。
「推理小説」。というジャンルの名札をぶら下げている作品は多いが実はご都合主義な作品が氾濫している中、これは文字通り、「理を推める」論理の骨格で構成されている文学だ。グスタフ・バウアーよ、さて、どこまで粘れる?
維納の殺人容疑者 (講談社文芸文庫 さE 5) Amazon書評・レビュー: 維納の殺人容疑者 (講談社文芸文庫 さE 5)より
4061984268

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