本所おけら長屋3
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あらすじ
2013年7月の1巻目刊行以来、「心から泣いて笑った」「今まで出会った小説でナンバー1です」と読者の大反響を得ている『本所おけら長屋』シリーズ。江戸落語や下町漫才の台本で鍛え抜かれた技をひっさげ、著者は文庫書下ろし時代小説の「オンリー1」に躍り出た。絶妙な会話のテンポと抜群のストーリー運びは、誰にも真似できない独壇場だ。江戸の本所亀沢町にある「おけら長屋」は、貧乏人の吹き溜まり。しかし、江戸っ子ならではのお節介と人情に、お騒がせコンビ万造・松吉の暴走も絡んで笑いが絶えない。第3弾となる本作では、笑って泣ける「落語テイスト」にいよいよ磨きがかかった。大家・徳兵衛の知られざる過去に発し、二組の父娘の複雑な情愛と絆を描いた長講「てておや」をはじめ、読みだしたら止まらない計5篇を収録。(「BOOK」データベースより)
評判
本所おけら長屋3の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
本所おけら長屋3の総合評価:
9.54/10点 レビュー 26件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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シリーズも3作目になると少々マンネリ感が出始めるか・・・・・と思いきや、登場人物たちの絶妙な掛け合いにはますます磨きがかかり、文章に独特のテンポを与えています。
畠山先生益々旨くなるなぁ〜。でもネタ考えるの相当大変だよね。
さて今回も短編5話の構成です。
お気に入りの2話についてコメントさせていただきますと・・・。
『あいえん』
長屋の女房が仕立て直しを依頼された古着の中から出てきた手紙。
いつの時代も変わることなく、ごく普通の日常に変化が生じる瞬間を上手に演出しています。
さて女房達とは別に、謎解きを始め男衆5人ですが居酒屋の彼らの会話が絶妙ですね!
正直腹筋ちぎれるかと思いました。 【畠山先生に治療費だしてもらおう】
微妙なラストシーンでしたが、これは続編あり!と解釈するのが正解でしょう!
『てておや』
登場人物と同様に年ごとの娘を持つ父親としては、この話は一押しですね。
大店の主人宗右衛門は大の倹約家。奉公人や子供達には厳しくあたり、特に一人娘の話はまともに取り合おうともしない。 しかしながらその心情は
「独り立ちしようとしている娘の考え方や行動を認めないのではない。実は(父親として)どう向き合っていいのか分からない・・・。」
そうなんですよねぇ〜。こんな時自分を衒うこともなく相談できる友人や、(過分な)お節介を焼いてくれる仲間がいるとどれだけありがたいことか。
ただしこの話、じんわりさせたかと思うとまたまた「畠山流」のオチが待ってます。
あ〜腹筋の痛いこと・・・。(^^!)
現代は自分の想いをきちんと説明しないとなかなか伝わらない時代です。
このシリーズを読むたびに感じますが、こんな仲間に囲まれた人生は幸せですね。
TV化の話もちらほら聞きますが、個人的には是非現代落語で聞いてみたいですね。