(短編集)

死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集



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    初公開日(参考)2023年08月
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    死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aコ 13-1)

    2023年08月09日 死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aコ 13-1)

    聖職者としての人生が始まる瞬間に絶世の美女の悪魔に見初められた男を描く「死霊の恋」、人妻に片思いする青年がインドの秘術を使ってその夫の肉体を乗っ取ろうと企てる「化身」、火山が残した乳房の型への恋心が青年を滅びたはずのポンペイの町に迷い込ませる「アッリア・マルケッラ」の3篇を収録。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    フランス古典幻想小説

    19世紀中頃に書かれたフランス作家テオフィル・ゴーティエの幻想譚集。
    短編『死霊の恋』『アッリア・マルケッラ ポンペイの追憶』に中編『化身』と、副題通りに恋愛が絡む奇譚が三編収録されています。
    男女の恋愛(というよりも魅了・妄執といった感が強いですが)に、吸血鬼、太古の都市との交錯、魂や根源に迫ろうとインドで修行を積んだ医師の驚くべき施術といった様々なテーマが絡んでいく三編で、私は『アッリア・マルケッラ』が一番好きでした。
    ただ、結末はどれもちょっと尻すぼみな印象も。

    『死霊の恋』だけは以前に読んだことがありましたが、こうしてまとめて読むと、解説にもあるようにゴーティエが言葉で「美」を描き出そうと腐心していた作家だというのが頷けます。
    華麗な文章を、頻出する異国の地、神話、文学・芸術・人物(古典からゴーティエの同時代まで)などへの言及が彩っていて、もちろん現代の日本人では完全にとはいかないでしょうが、300以上の豊富な訳注がその雰囲気の理解を助けてくれていました。
    ゴーティエは他にも幻想的な中短編をいくつも書いているようなので、そちらもいつか古典新訳文庫で出してくれるのを期待しています。翻訳のあるものも、今はあまり入手が簡単ではなくなっているものがほとんどのようなので。
    死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aコ 13-1)Amazon書評・レビュー:死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aコ 13-1)より
    4334100120



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