腐りゆく君と遺された私
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意味怖シリーズ著者の青春純愛長編小説。児童書やホラーを書く作家が青春純愛?と不思議に思いつつも購入。 帯を見て、はじめから悲しい予感はしていましたが…… 死をテーマにしている本は、重苦しくなりがちで実はあまりすきではなかったりする。 けれど、読み始めると悲壮感はまったくなく、主人公二人と(土地から三人)一緒に出掛けているような、ロードムービー感が爽やかであり、笑いもあってよかった!切ないだけでなく、爽やかで自分も諦めていたことをもう一度挑戦しようかなと背中を押された気がしました。 | ||||
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幽霊として「死」を明るく告白するだけでなく、徐々に腐敗していくという点は衝撃的な筈なのに、死んだ本人が明るく、彼女、友人も交えたやり取りや軽妙な会話がその深刻さを緩和させるだけでなく、笑いを誘う不思議な物語。 けれど、終盤に向かうにつれて切なさがとても増します。 栄枯盛衰である儚さと、それだけに終わらない。 未来へ一歩踏み出す力と気持ちを与えてくれる部分が、爽やかで心地良かったです。 互いの呼び名が繋がると、『全部OK!』『思うがままに生きろ!』と、全て良しとしている様に感じて、グッとくるだけでなく、自分も背中を押されたような気がしました。 | ||||
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生と死という難しいテーマであるにも関わらず、決して重苦しくない、むしろ清々しささえ感じさせる内容にはとても好感が持てました。 静かで起伏の少ないストーリー展開は、まさに主人公たちの変わらぬ絆の深さを物語っているよう。 ぜひ映像で見てみたいと思わせる程の見事な情景描写も必見と言えるでしょう。 心洗われる素敵な物語をお求めの方にはお勧めの作品です。 | ||||
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幽霊になった恋人と過ごす最後の七日間。 彼の想いと遠い記憶を一緒に過ごしながら辿る旅。急な別れと死を受けいれなければいけない現実を、ファンタジー要素も混ぜつつ、腐りゆくリアルと折り合いをつけれるように導く過程が良かった。 Oの自由な生き方や愛される要素を散りばめながら、小さい頃からどんなにKを愛して見守ってきたかが伝わって泣ける。 幽霊が視える加茂の登場は想定外の仕掛けだけど、愛知県の魅力もふんだんに織り込みながら、OとKの2人だけで完結させないで各視点から案内させるのは粋です。 短くも濃いOの生き様を、目に脳に心にフィルムに焼きつけた大切な奇跡の七日間をぜひ。 | ||||
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