シュレディンガーの猫探し2



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初公開日(参考)2020年12月
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長編小説

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シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫)

2020年12月18日 シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫)

「呪い」と「願い」。過去からの予告状 「”呪い”とは。”人”だよ令和くん」 焔螺さんーー「迷宮落としの魔女」はそう言った。 飛鳥姉さんの死の真相を、弥生に伝えるべきか悩む令和。そして、飛鳥の死後起こるようになった弥生の未来視&過去視じみた現象「やよいトリップ」ーー。 折しも東高の文化祭「七夕祭」の直前、空から光と共に予告状が届く。その予告状は暗号文でできていて、予告状の差出人は「東高五十面相」。 それは、死んだ飛鳥姉さんが過去に起こした、「ある事件」を模倣したものだった。 「呪い」は過去ではなく、「現在」の人が起こすものーー。 事件を「迷宮」に落とす「迷宮落としの魔女」とその助手・令和は模倣事件を迷宮入りにすることで、「やよいトリップ」の解決を目指すが……。 探偵と魔女の知恵比べ、第2弾!(「BOOK」データベースより)




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シュレディンガーの猫探し2の総合評価:4.00/10点レビュー 2件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(2pt)

好感の持てない主人公と,遠回しで読みづらい文章

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

今ひとつピンと来ないプロローグに始まり,各話の冒頭での口上のようなものなど,
入れないのか,入れてもらえないのか,躓かされ,今ひとつノッてはいきづらい序盤.
主人公の少年もこじらせというのか,それ以上の斜に構えた言動が不快で鼻につきます.

このほか,第二章が約200ページとかなり長く,その割には中身は…という印象で,
そうでもないことをたいそうに,もったいぶり,遠回しに語らせる展開がしんどく,
終盤での『特殊な演出』を含めて,西尾維新さんに似た雰囲気がチラホラと覗きます.

時系列をたびたび前後させる様子も読みづらく,構成上,必要だったこととはいえ,
ただでさえモタつき気味なことに加えて,流れが切られるようでモヤモヤとなります.

また,少年のきょうだいの話に傾倒したことで,謎解きの方は軽視された感があり,
新しい展開は示唆されましたが, 前巻 同様に散らかり,収まりの悪さを覚えました.
シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫)Amazon書評・レビュー:シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫)より
4094518797
No.1:
(2pt)

一体、面白いとこはどこなんですの~?

一巻でも妙にパロディ風味探偵出てきましたが、さらに記号めいたキャラが登場。とりあえず個性的な新キャラ出してみようという連載漫画のてこ入れ手法なのかな、と思いました。どうせやるなら、JDCとか名探偵が多すぎるくらいでやればいいと思います。
それと、作中の言葉ですごい名探偵みたいな「説明」はされるけど、描写としては全然足りないので、すごくないのにすごいすごい言っているダメな話にしか見えななかったです。
「明智少年のこじつけ」とか「ミステリート」とか思い出してしまった。
あと妙にラブコメぽい要素やヒロインが登場して、変なテコ入れ感がより強いです。

 今回は身内が過去の文化祭で唯一犠牲になったとか、その文化祭で盗みを行う怪盗の話…て「氷菓」と「クドリャフカの順番」かよと一気にさめました(どっちもアニメ「氷菓」内に含まれてます)。
ちなみに高二病気味の主人公が探偵批判したり、痛くて、カッコつけたような独白モラトリアムするので、読んでいて本当につらかったです。
あと作者さんの意図かもしれませんが、「日常の謎で殺人事件はおきない」とか「ローズヒップをあたかも高級な茶のようにはなす」など違和感というか、知識としては不足気味に感じました。
ローズヒップなんてファミレスでものめますが。まあ視野も教養も社交性もない主人公たちの会話なので、わざとそういうこと書いたのかもしれませんが。高二病のミステリ批判としては「らしい」ですし。

最後の種明かしで、主人公が視野がせまく、極端に事実をねじ曲げていた「信用のおけない語り手」だったことが説明されて、一応は納得できましたが、これは二冊にわけるべきではなかった作品ですね。
肝心のミステリー部分がダメなので、主人公たちの内面の掘り下げ中心に、一巻でオチまで持っていくべきでした。
解決まで数ヶ月またされ、二冊分のお金使った上でこの出来じゃ、正直不満しかないです。

と、いかに私にとって面白くないかを一巻二巻の感想で書いたのですが、二十くらいの子が「面白いミステリー」として紹介していて、嘘だろ、面白いとこはどこだったんだよと思ったんですが、
今回のおそらくモデルの氷菓のアニメすら8年前、西尾維新や舞城王太郎などのブームが十数年前、メフィスト賞で京極夏彦や清流院流水が騒がれたのが20年前、新本格のブームが30年前。
ライトノベルよりの若い世代だと、そもそもあんまりミステリー読んでいないのかな、と。
「殺人事件もおきないのでミステリーではない」みたいな「日常の謎」系の話も知らないの?みたいな発信をしている人もいたし、あまり読んでいない可能性も高そうです。過去のミステリー作品をあまり読んでいなかったなら、新鮮にうつる可能性もありそうです。
シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫)Amazon書評・レビュー:シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫)より
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