(リレー小説)
大統領のミステリ
- リレー小説 (15)
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原案が大統領なのも すごいですね。 それにミステリー作家が肉付けをしているのです。 今ではこういうリレー小説はなかなか出てはきませんので 貴重な作品といえることでしょう。 作品そのものも結構強烈な作品と なっております。 なぜならば妻に金と命を狙われている 男が他人に生まれ変わる作品なのですから。 またこの妻のキャラクターが強烈 過ぎて噴きそうになりました。 これでは逃げたくもなります。 甘ったるくてどうもおつむの弱い 妻ですもの。 そのくせ男はいっちょまえに作っているという 逃げたくなりますね。 そんな男は最後に 自分を消すための策を するのですが これまた事件が!! 一見すると 明らかに男が罪に問われそうに 見えることでしょう。 だけれどもおなじみメイスンとドレイクは ある事実を発見するのです。 その終わり方は まさに爽快の一言に尽きます。 | ||||
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作品名と著者も見てもわかるように、本書が書かれたのにはアメリカ32代大統領ルーズヴェルトの存在が大きい。とは言っても大統領自身が書いたのではなく、ミステリの核となる謎を提供したのだそう。で、その謎に当時の人気作家が挑戦、リレーで書いていったんだそうです。 リレーに参加した作家は7人、どの作家も有名だったんでしょうが、悲しいかな私が知っているのは2人、ヴァン・ダインとE・S・ガードナーだけ(ガードナーは三十年ぶりに再版されたときに書き足したそうです)。 でもこれだけでも大変なことなんです!なぜって、ヴァン・ダインもガードナーも自分の受け持つ章で自分の持ちキャラを登場させているんだから。 ヴァン・ダインのマーカム地方検事とヒース部長刑事(さすがにファイヴァンスは出さなかった)と、ガードナーはペリイ・メイスンとポール・ドレイク(直接出ないが重要な役割を果たします)が一つの作品で共演するなんて。 彼らが作中で出会うことはなかったけど、もし出会ってたら?とか、マーカム検事とメイスンが法廷で対決してたら?とか、夢をふくらませてくれた一冊でした。 リレー小説のわりにはまとまった内容でした。 | ||||
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