ベッド・イズ・バッド
- 介護 (20)
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太郎を福山雅治に演じてもらいたい。 澄子は樋口可南子あたりがいいかな。 などと勝手にイマジネーションを膨らませながら読んだ。 久しぶりにおもしろい作品に出会った気がする。 特に介護用品や介護認定、ヘルパーなど、我が家でも義父の時に全て経験済みなので、余計に身近に感じられ、物語の中に自然に入って行かれた。 我が家は太郎のような悪いヤツ(苦笑)に認定してもらったわけではなく、ちゃんと区の委員であったが、最初は要介護1の認定、半月後にもう一度見てもらったら、今度は4であった。義父本人は何も変わってないのに、認定する人によってこんなにも違うのである。 基準が定まっていない制度を、悪いヤツが利用しようとするのも、なんとなく理解できる。 澄子を亡くし、時子を失い、太郎がこの先どう生きていくのかと心配していたが、エンディングは太郎らしい素敵な新しい商売をスタートさせていたのでホッ・・・。 負けるな、頑張れ!と思わずエールを送ってしまった。 物語中、少々偶然の出会いが多すぎる感もあるが、まあそこはご愛敬と言うことにしようか。 | ||||
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読み終えて、以前、或る編集者が本書の著者を評した言葉を思ひ出した。−−「今、日本で一番才能の有る作家です。」−−これは、日本を代表する出版社B社の大物編集者が言った言葉である。私が、この作者の名前を知ったのは、その大物編集者が、当時全く無名だったこの作者の名前を口にして、そう断言した時であった。−−逆に言へば、この本の作者は、日本で一番過小評価されて居る作家なのかも知れない。 本当に面白い小説である。介護保険の裏側を描いたミステリーであるが、この作品が素晴らしいのは、登場人物を単純に「善玉」と「悪玉」に分類して居ない事である。即ち、医療や介護を題材にした小説や劇画、ドラマは、往々にして、登場人物を「いい人」と「悪い人」に区分けして描く事が多いのに、この小説は、その様に人間を善悪二元論で分ける事をしない。エンターテインメントでありながら、人間の業(ごう)を、天使が人間を見る様な優しい眼差しで描いて居て、文学的である。 そして、私は、この小説の日本語の美しさに印象ずけられた。登場人物の内面を描写する際の作者の日本語は、優しく、滑らかで、音楽的ですらある。 この本を、特に、医療・福祉関係の人々にお薦めする。又、映画、テレビ、劇画の製作に携わる人々に、とにかく、この作品に読んでみる事をお薦めする。上に紹介した大物編集者の言葉の正しさが実感される筈である。 (西岡昌紀・内科医) | ||||
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何処で殺人が起きるのだろうと、わくわくしながら読み進めていきました。その場面にきた時、人間のサガを感じました。女は何時までたっても女なのだなと。 偶然なのか故意的なのか。これは、読者によって感じ取り方が変わるかと思います。個人的には犯人にとても、情を感じました。 後、佐伯敦の顔を作者はどんな顔を思い浮かべて書いたのか気になりました。小説の中のような美しい男性がいるのなら会ってみたいとはいわないから、見てみたい。 次はどんな作品になるのかとても楽しみです。 | ||||
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面白かった!! 昨日夕方から読み始め、 あんまり面白くて、寝たのが朝方の4時。 今朝残りを読み終えました。 素晴らしい! 凄い実力!! 緻密で最後まで一気に読ませます。 普通、長編の場合は 出だしは上々ですが、 半ばでガッカリすることが多いです。 粗さもなく、本当に読み応えがありました。 介護福祉業界の現状から問題点に至るまで、 この本一冊で学べたって感じです。 登場人物もイキイキと描かれて 心理描写も丁寧で納得。 映像が浮かんできました。 難点をひとつだけ言えば・・・ 登場人物が余りにも偶然の繋がりがありすぎて それも面白いといえば面白いのですが こんなに都合よく偶然が重なるかな・・・と。 それ以外は、大満足。 “佐枝せつこ”ファンになっちゃいました! 次の本が待ち遠しい。 | ||||
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ともかく最後まで、一気に読んじゃいました。 友達に “この本って、すごい想像外の内容で、一気に読めちゃうほど面白いよ・・” と言って薦められた本で、最初は乗り気ではなかったのですが・・というのも私はこのような本を最後の最後まで読んだためしがない! そんな私でも読んでいく内に話にのめりこんでいって、読めちゃったぐらい、すごい展開の本でした。 70代のおばあさんと、30代の元ホステスのベットシーン・・ 想像できますか? ともかく想像できないほど意外な展開の連続です。 買って損はなし! 今私のまわりではこの本が大ブームです。 | ||||
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