漆黒の怒り



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初公開日(参考)1991年01月
分類

長編小説

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漆黒の怒り (ハヤカワ ポケット ミステリ)

1991年01月31日 漆黒の怒り (ハヤカワ ポケット ミステリ)

私立探偵アーロン・ガナーの決意は固かった。理由はどうあれ、自分の調査のせいで女が一人死んだのだ。これ以上探偵をつづけることは、良心が許さない…。だが、依頼人の女は魅力的だった。それに、依頼の内容もこれまでのような他人の秘密を覗き見する仕事とは違っていた。黒人優越論を唱える「決意の兄弟団」の指導的メンバーが暗殺された事件を調査してくれというのだ。目撃者の証言から犯人の身元をつきとめたガナーは、その白人至上主義の若者を捕まえようとスポーツ・ジムに張り込んだ。ところが何者かに襲われて意識を失い、気がついてみると、ジムの外に駐めておいたガナーの車には彼の拳銃で撃たれて事切れた若者の死体が置かれていた。人種問題に揺れるLAで、黒人探偵ガナーが暗殺事件の裏に隠された陰謀に迫る。第二回私立探偵小説コンテスト第一席。 (「BOOK」データベースより)




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漆黒の怒りの総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


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No.1:
(4pt)

蘇る探偵魂、いいぞ!

過去の事件で招いたミスを苦に病んで探偵を廃業していたアーロン・ガナーのもとに、美貌の依頼人が押し掛けてくる場面から始まるこのエネルギッシュな小説は、久々のホームラン級ハードボイルドでした。もうご機嫌です!
 前半はやる気が空回りし、一枚上手をいく悪党に利用され辱められ、二度目の廃業を決意するまで。しかし過去の事件の容疑者を街中で見かけ、追跡劇の末ヤツが警官に蜂の巣にされるところを見て再起を期したあとは、敵に「手強い探偵」と呼ばれるまでに立ち直り、悪党以上に汚い手段を使い、必要あらば平気で撃ち倒すなど、本来のハードボイルドが復活した感あり。あまり期待もせずに買い置いた新人作家の作品がここまで面白いとは、嬉しいサプライズです。
 探偵も依頼人も容疑者も黒人ですが、白人優位主義の政治家のために選挙キャンペーンにかかわる秘書など白人も効果的に配置されており、かつて読んだチェスター・ハイムズの世界が少しオーバーラップしてきます。
 太鼓判、オススメです。
漆黒の怒り (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:漆黒の怒り (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150015627



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