漆黒の怒り
- 拳銃 (222)
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過去の事件で招いたミスを苦に病んで探偵を廃業していたアーロン・ガナーのもとに、美貌の依頼人が押し掛けてくる場面から始まるこのエネルギッシュな小説は、久々のホームラン級ハードボイルドでした。もうご機嫌です! 前半はやる気が空回りし、一枚上手をいく悪党に利用され辱められ、二度目の廃業を決意するまで。しかし過去の事件の容疑者を街中で見かけ、追跡劇の末ヤツが警官に蜂の巣にされるところを見て再起を期したあとは、敵に「手強い探偵」と呼ばれるまでに立ち直り、悪党以上に汚い手段を使い、必要あらば平気で撃ち倒すなど、本来のハードボイルドが復活した感あり。あまり期待もせずに買い置いた新人作家の作品がここまで面白いとは、嬉しいサプライズです。 探偵も依頼人も容疑者も黒人ですが、白人優位主義の政治家のために選挙キャンペーンにかかわる秘書など白人も効果的に配置されており、かつて読んだチェスター・ハイムズの世界が少しオーバーラップしてきます。 太鼓判、オススメです。 | ||||
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