わが愛しのローラ
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イギリスのヴィクトリア朝を背景に、昔の作品によくある大立者の変死事件を現代風(と言っても1970年代だが)の語りで描いているのが新しい。習俗は違っても人間の感情や思考は現代人とそう変わらないんだなと感じさせる書き方で、普通ならこの時代の読み物と言えば、やたら感嘆符の多い美文調ばかりでもたもたと遅いストーリー展開にうんざりするところですが、この小説は結構一気読みさせてくれる語りの面白さがあり、古めかしい物語が生き生きとしています。褒めすぎを承知で言えば、「月長石」をどこか彷彿させる1篇であります。厳格で愛情もない夫を突然なくした美しいヒロインと、警視庁のしたたかなリントット警部が静かに火花を散らす心理戦が読みどころです。 隠れた佳作。 | ||||
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