カーテンの陰の悪魔
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1巻同様にとてもおもしろく、読み始めたら止まりませんでした。主人公は13歳の普通の女の子だし事件を解く方法だって日常生活の延長で特別なことは少ないのに、不思議なくらいおもしろいのです。 今回は殺人事件ではなく、イングリッドの誘拐事件がポイントです。しかし彼女が一人で逃げ出してきたので目撃者もなく、周りの人も虚言だといって彼女を信じてくれませんでした。イングリッドの両親や警察までもが彼女を信じてくれない場面は、読んでいて腹が立ちました。きっとイングリッドはもっとくやしい思いをしたことでしょう。 イングリッドの周りでは不穏な空気が漂い始めました。父親が仕事でうまくいっていないことを彼女はうすうす感じますし、祖父の農場をめぐる話はあいかわらず続いています。兄は兄で薬物使用の疑いがあるのです。しかしイングリッドは兄を警察に突き出すような事態を避けられ、なおかつ街で起きている事件の真相を暴く方法を考えます。 普通の生活を送る普通の女の子が本当にこれらの事件を解決するのかどうか疑問でした。またイングリッドの誘拐の目的や犯人が分からず、そのために彼女にどれだけの危険が迫っているのか分からない不安がありました。このあたりの物語の運びは拍手ものです。おかげで最後の最後までどの事件が解決するのか見当がつきませんでしたから。 3部作ということで残る1冊が楽しみです。あと一冊で終わらずにシリーズ化しても人気が出る話だと思いました。 | ||||
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