違いのわかる渡り鳥
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タイトルを見て「あのCMのもじりかな?」とニヤリとして読み始めたのですが、 とにかく文章が読みにくかった。 「ラーク(主人公)は〜した」という三人称文体なのに、 突然「私は〜と思った」というような主人公の一人称の文が 意味無く混じるので、混乱して読んでいて疲れました。 犯人が気になって最後まで読みましたが、正直特に感想はありません。 同じシリーズの前作も、探して読もうという気にはならなかったです。 ですが、山登りで雨に降られてぐしゃぐしゃになった洋服や 泥濘を歩く感覚が蘇ってきたのが面白かったので★3つにしました。 | ||||
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タイトルを見て「あのCMのもじりかな?」とニヤリとして読み始めたのですが、 とにかく文章が読みにくかった。 「ラーク(主人公)は〜した」という三人称文体なのに、 突然「私は〜と思った」というような主人公の一人称の文が 意味無く混じるので、混乱して読んでいて疲れました。 犯人が気になって最後まで読みましたが、正直特に感想はありません。 同じシリーズの前作も、探して読もうという気にはならなかったです。 ですが、山登りで雨に降られてぐしゃぐしゃになった洋服や 泥濘を歩く感覚が蘇ってきたのが面白かったので★3つにしました。 | ||||
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野鳥を愛する人々にとっての楽園アメリカ・コロラド州の町エルクパークで起きるショッキングな殺人事件の謎に挑む素人女性探偵の活躍を描くバードウォッチャー・ミステリー第2弾です。待望久しい二年振りの紹介となる本書を読み始めまして、(やはり前作の内容は記憶から完全に消えておりました)「あれっ、何かがおかしいぞ」と感じて自分のレビューを読み返した結果ようやく気づいたのは何と「前作とはヒロインが違う!」という事実でした。意外にも前作で主役を務めたレイチェルが本書では脇役に退き、代わってドラモンド・ホテルの女性オーナー・ラークが新ヒロインとして活躍しています。こういうパターンはシリーズ物では珍しい趣向ですが、もし本書から読み始めたとしても新鮮に楽しめるという意味では良いのではないかと思います。それから今回の訳題は東京創元社さんらしいユニークな面白さが出ていて非常に良いと思います。原題とは全く関係なく、あの有名なテレビCMのフレーズと本書の背景であるコーヒー栽培を掛け合わせたセンスはお見事で、(まず日本人にしか理解出来ないでしょうが)本当に味があって洒落ているなあと思いました。 楽しい渡り鳥協会の大会が開かれるシーズンにドラモンド・ホテルのオーナー・ラークに心配事が起きる。野鳥に優しい有機栽培コーヒー店の店主エスターがホテルへの納入を急に停止すると言い出したのだ。友人の真意を確かめられないまま幼なじみのレイチェルと野鳥観察に出掛けたラークは偶然にも望遠鏡をのぞいている時にエスターが黒覆面を付けた人物に無慈悲に刺殺される場面を目撃してしまうのだった。 本書のミステリーとしての面白さは、関係者の誰もが怪しく思える状況で野鳥観察ハイキングの一行が激しい雷雨に遭遇して山中で一夜を明かす中で起きる第二の殺人事件のラークを除く男女四人に犯人が絞られる展開とそれに続く容疑者のホテルの部屋の証拠品捜索での犯人探しの興味でしょう。素人探偵ラークは推理の方はあまり冴えませんでしたが、山中での危機や最後の死が忍び寄る中での必死のがんばりでみんなを助ける姿は立派で感動しました。また人間の醜い欲望が起こす犯罪とは別に自然が見せてくれる珍種の鳥達の奇跡には今回も心を癒されました。 本シリーズは全部で5冊刊行されていて日本では不定期の紹介でまだ残りが訳されるのかどうか不明ではありますが、また何時か読める事を信じて次は誰がヒロインになるのかも予想しながら楽しみに待ちたいと思います。 | ||||
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