緋の風



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    初公開日(参考)1993年10月
    分類

    長編小説

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    緋の風(スカーレット・ウインド) (ハルキ文庫)

    1999年11月30日 緋の風(スカーレット・ウインド) (ハルキ文庫)

    シンガポールで「便利屋」を営むドロシー・タンのもとへ、学生時代に別れ別れになっていた親友のアリアが依頼人として尋ねてきた。旧交を暖めていたのもつかの間、マリアの夫であるスペイン系財閥の次期最高責任者ルイスが、謎の急死を遂げてしまう。マリアとともに死体の発見者となってしまったドロシーは、事件のなかへまきこまれていってしまうのだが…。第11回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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    緋の風の総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


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    No.1:
    (5pt)

    目覚めて、新たな気持ちになれた爽やかな本

    ドラマでは心にガツンときたというより、自分のなかで穏やかに波打っているような、共感をもつリズムがありました。
    ずっと、緋色だけではなく、緑色や水色など脳内が自然に、鮮やかになっていました。
    偶然、表紙の色も多彩に混在して嬉しく、読み終わって価値観や生き方、気持ちの多様性を感じ取っています。
    元ルームメイトの親友マリアの夫の死に、関係者からの口止めと調査依頼された主人公は、親友を助けるためにこの事件にせまる。そして襲われ、新たな死者も出て‥‥。
    ところどころに伏線や、登場人物同士の描写、時間差トリックなどは、サスペンスとしてブレない、安定した完成度のある受賞作です。
    この2人が私はどちらも好きで、特に主人公は正義感と感受性が強く、好感をもてました。頭がいいのに庶民的な、”普通っぽさ”がいい味を出しています!マリアもできれば、本人の希望通りにしてあげたかったです。
    結局、別々に歩まなければいけないものだと涙しました。。
    特に印象に残るのは、やはり現実っぽさと、「フィクションとして」の作りが見事に調和したラストです!女の哀しさも、例えば夏樹静子さんの作品でも見かけますが、気に入っています。
    何かのドラマで、自首しようとしたのに通報しパトカーが来て、嫌な終わり方ベスト3に入っています。(ワースト1は、「死刑囚の妹」だった)
    そういえば思い返してみると、その日はいつもと違う風が吹いていることがあった気がします・・
    本はどれもそうですが、読者それぞれが自分の物語を歩んでいけますね!
    読みながら興奮して大きな影響を受け、自身の転機になった外国の鮮やかな本です☆ミ
    緋の風(スカーレット・ウィンド)Amazon書評・レビュー:緋の風(スカーレット・ウィンド)より
    416314370X



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