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No.1
紅蓮館の殺人
阿津川辰海
可能性は非常に感じる
良かった点としては後半の疾走感。先が気になる展開が続き、最後の方は一気に読んでしまいました。
登場人物のキャラクター的な魅力がいまいち足りなかったのが残念。ただし、これは個人的な嗜好の問題の範囲だと思います。
傑作とまでは言えなくとも、単なる謎の提示とその解決を描くに留まらず、探偵とは何か、ワトソンとは何かと、ある種の哲学的問題にも挑戦した意欲作であり、良作と言って良いと思います。まだまだ伸びしろを感じるし、引き出しも多くありそう。次の作品が楽しみです。
▼以下、ネタバレ感想