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双曲線上の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
双曲線上の殺人 (天山ノベルズ)
双曲線上の殺人 (ハルキ文庫)

双曲線上の殺人の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

道具立ては揃っているものの、イマイチの感が拭えない作品

窓に鍵がかかり、ドアには鍵もかかりチェーンでロックされた密室。星空の写真を使ったアリバイトリック。ガラスに残されたダイイングメッセージ。しかも、殺人を計画していた由紀の視点で描く部分は、ある意味、倒叙的・叙述的トリックの記述も駆使されている。ミスディレクションも悪くないし、犯人を示す手掛かりの出し方も悪くない。

これだけあると抜群に面白くなっても不思議ではないのだが、それほどでもない。
一つには、登場人物にイマイチ魅力がない。ヒロインからしてそうだが、新米刑事の桧にも、パワーが欠けている。
殺害される片倉幹夫は、やっていることだけだとかなりの悪人で、由紀が殺意を抱くのも理解できるのだが、何か強く響くものがない。

2時間ドラマになっているそうだが、犯人を知ると内容的にはピタリだという感じである。
双曲線上の殺人 (天山ノベルズ)Amazon書評・レビュー:双曲線上の殺人 (天山ノベルズ)より
4803317739

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