(アンソロジー)

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その他の危険

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評判

その他の危険の評価:

3.75/5点 レビュー 4件。 - ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(1pt)

退屈の極み、というアンソロジーだった

面白いと感じたのは斜線堂有紀の「涸渇」だけでした。あと背筋の「箱の中身はなんだろな」もいじめのえげつなさがあって読後の後味の悪さがあって良かったですが、主人公の感情や心理が全く掴めず、「小説」と言うにはなんだか微妙な作品でした。
その他4作はコメントに困る作品ばかりで、新名智の「まぎれ鬼」は一部なるほどと思った部分はありましたが結末も全体的にも退屈で、皮肉屋文庫の「したたりの宮」に関しては素人が書いたのかな?というような作品でした。何が書きたかったのかは分かりますが、きっと作者だけが理解してる内容で読者に伝えきれてないんだろうなというストーリー。どんでん返しを狙ったのかもしれませんが不自然すぎて面白くないです。描写がただただ足りて無さすぎて、理解はできるけど「結局のところ何が言いたいの」感が凄まじかったです。
梨の「ブルーライト」に至ってはなんて言うか読者に読ませる気が無い作品だなと感じました。危険やホラーとはかけ離れた化学の話で、どちらかと言えば温かい系の話。ラストでは専門用語を羅列してるだけのような状況だったのですが、化学系に興味のない人間からすれば斜め読みで終わります。途中から別の人物に視点が変わってしまい、だらだらとよく分からない過去の回想だけが続き、最初の4ページほどで描かれてた子は結局なんだったのって感じです。辻褄も合ってない描写があるし、キャラクターの心情が深堀されてないというか、キャラクターの性格が活かせてないので面白みの欠片もなかったです。結局冒頭4ページの子が聴いた耳を劈くような女性の絶叫って、マナの笑い声と涼に対しての暴言(?)のことをさしていたんですかね。全体通して説明調なので、「小説」とはとても呼べないんじゃないかな。読んでいて「早く終わらないかな」と思った作品勢揃いという感じで悲しいです。
背筋や梨は近代でホラーで有名だし、斜線堂有紀は名作家だし、期待してたんですがね。全体的に「こんなもんか」って感じでした。小説新潮に寄稿された作品の寄せ集めみたいなアンソロジーなので、全体的にそこまで力が入ってないんだと思います。買わなくて良かったな。
その他の危険 (新潮文庫 し 21-114) Amazon書評・レビュー: その他の危険 (新潮文庫 し 21-114)より
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