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(短編集)

コールサイン殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
コールサイン殺人事件 (広済堂ブルーブックス)

コールサイン殺人事件の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

昭和30年代マニア向け短編集

作者は本名で、ラジオ探小ドラマの脚本などをものしていた人物。その様子は、半自伝的な『推理SFドラマの六〇年』(六興出版)を読むとよくわかる。
本書は1956年~1958年にかけて、『宝石』『探偵実話』などに掲載された短編をまとめたもの。確かに広済堂は、松村喜雄・藤村正太・西東登といったしぶい新書を出していた出版社ではあるが、1990年代にいきなり本書が登場してきた理由は謎である。まあマニアとしては嬉しい謎なんだが。
しかし作者の商売柄、ラジオ・放送にまつわる作品が多いという物珍しさ以外には、あまりの素朴な作風に物足りなさを感じるかもしれない。
とはいえ、ミステリー文学資料館が出版していたアンソロジーを側面から援護するような本書の価値は大きい。こういった本が続々と出てくれると嬉しいのだが。
コールサイン殺人事件 (広済堂ブルーブックス)Amazon書評・レビュー:コールサイン殺人事件 (広済堂ブルーブックス)より
4331056015

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