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草原の狙撃 鉄道探偵ハッチ



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【この小説が収録されている参考書籍】
草原の狙撃―鉄道探偵ハッチ (文春文庫)

草原の狙撃 鉄道探偵ハッチの評価: 2.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

インディアンも大変ですね

単にハッチのシリーズのネタとして選ばれたインディアン。主人公はロマンチックに推理旅行を楽しんでるけれど、登場するのはまともに取材もしてないのが丸わかりの、アメリカ白人から観た、差別と偏見満載の奇妙奇天烈なインディアン群像。これを当のインディアンたちが読んだらどう思うのかな。まあいつもの白人のやることさと鼻で笑うんでしょうね。
草原の狙撃―鉄道探偵ハッチ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:草原の狙撃―鉄道探偵ハッチ (文春文庫)より
4167109123
No.1:
(3pt)

カントリー・ハードボイルド

米国、オハマ在住の鉄道探偵。猫を一匹飼い、鉄道沿いの女友達の家を渡り歩く初老にさしかかった男。女性にもてるあたり、風貌は決して不細工ではないのだろうが、インディアンの血が流れ、髪には白いものが混じり、おなかも出始めている、ちょいとくたびれたおじさん風。主人公のハッチはそんな男だ。
ハードボイルドの定番、「都会」の一匹狼でこそないが、その性格描写と、場面場面のうらぶれた感じは正統派ハードボイルドに相応しい。また、西部が舞台というのも一因なのだろうが、良くも悪くも西部劇風の古臭さを感じさせてくれる小説だ。「エイズ」や「1984年型キャディラック」という表現がなければ1980年代後半が舞台であるということを忘れてしまうほどである。
草原の狙撃―鉄道探偵ハッチ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:草原の狙撃―鉄道探偵ハッチ (文春文庫)より
4167109123

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