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修善寺・紅葉の誘拐ライン



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【この小説が収録されている参考書籍】
修善寺・紅葉の誘拐ライン (ジョイ・ノベルス)

修善寺・紅葉の誘拐ラインの評価: 3.60/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

読んでいて楽しい!

読み易い。次から次へと展開が早く、飽きずに軽快に読み進められる。
描写が巧みで、歴史や知識がちりばめられており、情景が容易に浮かぶ。
再出版されたハードカバー版には画像も載せてあり、旅気分も味わえる。
アイドル刑事、キュートなキャラクターの切れ者。生き生きと動き回り事件の核心に迫ってゆく。
最後まで真犯人が二転、三転。真犯人のキャラクターもなかなかである。
修善寺・紅葉の誘拐ライン (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:修善寺・紅葉の誘拐ライン (ジョイ・ノベルス)より
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No.9:
(2pt)

あんがいおもしろいかもしれません

図書館にて昨日借りて来て1時間ほどで読み終えました。
 著者の若桜木虔さんは、読売文化センター町田やNHK文化センター町田で「小説の書き方」の講師をされています。このかたの『プロ作家養成塾』(ベスト新書、2002)も購入して、Amazonのレビューも拝見し、あまりとくいでない2ちゃんねるも見ました。
 ……。
 うーん、案外とおもしろいのではないでしょうか。リーダブルですし。たしかに、「週刊文春ミステリーランク9位」というのは首肯しかねるものはありますが。傾向としてはあまり読んだことはありませんが、西村京太郎さんや内田康夫さん、故・山村美紗さん、と同じような作風でしょうか。まちがっても「本格物」と思わないほうがいいです(このタイトルで本格好きなかたが手にするとは思えませんが)。
 気になった点をいくつか挙げます。
 
 ・視点のぶれがあります。
 ・著者の歳のせいか、いささか大時代的です(全体的に)。
 ・先がだいたい読めます(途中ぐらいでわかりました)。

 いじょうです。
修善寺・紅葉の誘拐ライン (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:修善寺・紅葉の誘拐ライン (ジョイ・ノベルス)より
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No.8:
(2pt)

もうひとつの謎

取り上げられた観光地の地元民には評価されるでしょう。 この作品は、もう一つミステリーがあります。文春ミステリーベストテン9位にランクインしていますが、本来はとてもランクインできる出来ではありません。 この謎をネットで調べてみてはいかがでしょうか。
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No.7:
(1pt)

やはりこの人の文章は拙い

一文ずつ改行。そうすると必然的に接続詞が多くなり、読んでいてまどろっこしさを感じる。しかも、自分が書いた作家養成の本で『接続詞は極力少なくすべき』と言っているにもかかわらずに。こんなつまらないミステリーを読むよりも2ちゃんねるのミステリー板のこの人のスレッドを読んだ方がよほど面白い。
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No.6:
(4pt)

予想外に面白い

“事件女”の記者・西東南(さいとうみなみ)とアイドル刑事・村嶋なつみのコンビが活躍する人気シリーズの第二段。
といっても今回はなつみが主役で南はお休み。
前作と比べてなつみの性格が変わったように感じるのは私の気のせいでしょうか?

内容は誘拐事件を取り扱ったもので伊豆・横浜・長野と相変わらず忙しく場面が変わります。
一体誰が真犯人なのか?狡知に長けた計画犯罪と新米刑事なつみの“忘れた頃にやってくる勘”との対決が見所です。
なかなか犯人像が見えなくて、最後の方まで「う〜んと」うなってしまいました。
身代金の受け渡しトリックはちょっと難がある気はしますが、前作よりも面白くて楽しめました。
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No.5:
(3pt)

『週刊文春』2004ミステリーベスト10国内部門第9位。

まんまと成功してしまう誘拐事件に、意外な真犯人。
 テンポが良く、アイドル刑事が主人公で、気軽に楽しめる。
 随所に、観光案内みたいな豆知識も散りばめてあり、これに地図も載っていれば、旅行気分も味わえるところ。まあ、地図は自分で用意してということか。
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No.4:
(4pt)

観光ミステリーで街おこしか?

週刊文春の年間ミステリー9位の作品。
文章のペースがちょっと違う、というか速いので最初は戸惑う。でもすぐにペースに慣れる。そうすると面白く読みすすめていける。
結末に関しては意見が分かれるかもしれない。だが、私は納得して読むことが一応できた。
ただ、特にある点はもう少し考えたほうがいいかもしれない。
ちなみに伊豆に土地勘のある人は、ああ、こっちか!と思って楽しめそうだ。
土地勘が無い人は、読む前に静岡県と長野県が描かれた地図を持ってくるといいかもしれない。筆者は沼津に住んでいるので地元の話だ。
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No.3:
(5pt)

修善寺の新井旅館復活ばんざい

この物語の舞台は台風22号で壊滅的なダメージを受けた修善寺の新井旅館。
まさか、物語の主人公が実在とは思わなかった。TV朝日の30分ぐらいのドキュメンタリーで、若くて美人の女将さんが孤軍奮闘している姿を見て、作品と照らし合わせて感激してしまった。
この作品を読んだ人が1人でも多く修善寺に行って、新井旅館を訪ねてくれたら良いと思う。
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No.2:
(5pt)

典型的な観光地ミステリー

「売らんかな」意識が見え見えの観光地ミステリーだが、よくできていると思う。けっこう斬新なアイディアが盛り込まれているし。
この著者は《観光地ミステリー文学賞》の選考委員に選ばれたみたいだが、この作品みたいに書け、という指針だろうか。
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No.1:
(5pt)

アイドル探偵と家族の闇

冒頭から誘拐シーンで始まり、テンポもよく、自分自身が身代金を運んでいる気分になる。犯人の略奪方法も大変凝っている。GPS機能付き携帯電話や現金の変換方法その他。
県警のアイドル刑事のキャラクターが光っている。全体の小説を引っ張っている。女性のデカがネット上のアイドルで、そのお陰で真実に近付く。単独プレーも相手をたえず労わる気持ちを忘れない。好感が持てる。
真犯人が警察を振り回すシーンは読者を修善寺の観光にいざなっている。
真犯人の本当の動機が悲しい。現代の少年少女達は皆、このように暗い闇の小宇宙を抱え、派手できらびやかな偽の顔を作って生きているのだろうか。
ミステリーとしてのトリックの奇抜さも面白いが、やはり犯人の心情を思うと同情してしまう。家族という名の集合体は解体に向かっている時代なのか。
楽しく読めた。しかし、作者は読者に、もう一度、自分の周りの人達を大切にしていますかと問いかけているような気がする。
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