くらくらのブックカフェ (文学の扉)
発行日:2024年09月19日
出版社:講談社
ページ数:208P
あらすじ
みなさんは、蔵を知っていますか。もしかしたら観光地で見かけたことがあるかもしれませんね。二階建ての家くらいの細い建物で、外から見るとストンとした長細い形をしています。ちょっと変わった形なのですぐに分かるかもしれませんね。瓦屋根で、白壁や黒い板張りのことが多く、入口以外に窓はありません。もともと蔵は、穀物や家財などを入れておくための建物でしたが、最近では、内部をリフォームしてカフェや雑貨店として使われていることがあります。私もそんな蔵カフェのマスターの一人です。自慢のカフェラテを飲みながら、本が読めるブックカフェで、店には何千冊もの本があります。ある町の住宅街でひっそりと営業していますが、ちょっと不思議なことがおこるらしく、小学生にも人気です。どんな不思議があるかですって?それはカフェにやって来た人たちにきいた方がいいですね。なにしろ私の仕事は、やって来たお客さんのために、その人にぴったりの飲み物やスイーツをお出しするだけなのですから。いえ、だけではないかもしれません……。さあ、今日はどんな人たちと出会えるでしょう。相棒の猫たちと一緒に、みなさんのお越しをお待ちしています。