ヒロシマ・ボーイ



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    初公開日(参考)2021年08月
    分類

    長編小説

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    ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)

    2021年08月06日 ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)

    日系米国人作家によるエドガー賞候補作! 米国で生まれ広島で育ち、戦後帰米した日系二世、元庭師の老人マス・アライ。マスと同じく原爆体験を持つ帰米二世の親友・ハルオが亡くなり、広島の沖合にある小島に暮らす遺族に遺灰を届けるため、マスは50年ぶりに日本を訪れた。そこで彼は、少年が犠牲になる痛ましい事件に遭遇する。小さな島を訪れた異邦人でしかないマスだが、広島で経験した少年期の傷痕を思い出し、14歳で命を落とした少年のために謎を追う。 日系米国人作家が父親をモデルに、15年間にわたって描き続けた「庭師マス・アライ」シリーズ第7作。このシリーズ最終作では、父親の故郷・広島の現代の情景を鮮やかに活写し、さらに複雑なアイデンティティを持つ主人公の頑固爺の内面を見事に描いて2019年エドガー賞最優秀賞(ペーパーバック・オリジナル部門)最終候補作となった。日本のメディアでも話題となった傑作ミステリが、満を持して登場。(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    訳者にも拍手を

    何年か前に英語で読み、翻訳が出たようなので日本語で読みました。すると、訳者の努力のたまものでしょう、登場人物の会話が見事な広島弁で訳されていて、新たに魂が吹き込まれたような生き生きとしたものになっていました。主人公も犯人も、その人物造形には広島の歴史を背景にした深みがあり、再び大いに楽しめました。
    ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)Amazon書評・レビュー:ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)より
    4094067280
    No.3:
    (5pt)

    アメリカでの日系人を知った

    マスアライのその他の活躍を読みたい。しかし翻訳されたものが3冊、刊行を期待します
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    4094067280
    No.2:
    (5pt)

    興味深い記述が多い

    作家は帰米二世の娘さんのようだ。
    その方の視点から描写された日本の姿がおもしろい。

    「仕方がない」という心情。
    これは自覚していなかったが、日本人の心の底に確かにあると思った。
    コロナ禍での自粛、マスク、ワクチン接種を見ても、納得はしていないが気持ちに折り合いをつけ、消極的ではあるが同調するという姿がまさにそれだ。

    この作家の他の作品も読みたくなった。
    ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)Amazon書評・レビュー:ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)より
    4094067280
    No.1:
    (5pt)

    Mas Arai ミーツ アライマサオ

    南カリフォルニアに住む日系2世庭師が、ひょんな事から殺人事件に巻き込まれるMas Arai(マス・アライ) ミステリーシリーズ。シリーズ第7弾の舞台は、8月の広島。帰米仲間の遺灰を傍らに50年ぶりに子供時代を過ごした広島へ降り立ったマス爺さんの、時の流れへの戸惑いと、時が経っても身体と心にまだら模様の如く染みついている思い出をベースに、フェリーで見かけた少年を溺死体で発見した事から、イノ島の複雑なコミュニティーに関わらざるを得なくなってゆく様が絡み合い織りなす物語は、国籍とは、人種とは、家族とは、そして自分とは何だろう、とそっと問いかけてくる。

    この度3年半の時を経て、8/6に小学館から邦訳文庫本が発売された。シリーズの中では「ガサガサ・ガール」「スネークスキン三味線」が既に出されているのだが、今回は満を持して日本名で世に出す事を希望されたという、日系3世のNaomi Hiraharaさんの意気込みが感じられる。芹澤恵さんの訳により、「じゃろ」「ぶち」など人々の言葉が広島弁で生き生きと語られ、より現地の空気感、人々の体温、気候の暑さや湿度がテンポ良く伝わってくるのも良かった。
    ただ今回難しいなと感じたのは、原書だとマスの朴訥とした帰米英語(How you'zu doin?等)がちょっとしたスパイスになっているのが、翻訳するとその部分はただ英語で喋っているというだけになってしまう。他にも、原文に散りばめられている bento、daijobu、shikataganai等、日系の人の会話によく出てくる言葉は訳すと普通に埋もれてしまう。広島弁の事も含めて、ニュアンスが微妙に変わってくるんだなぁというのも面白い発見だった。
    ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)Amazon書評・レビュー:ヒロシマ・ボーイ (小学館文庫 ヒ 2-3)より
    4094067280



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