死のように静かな冬



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2003年11月
    分類

    長編小説

    閲覧回数729回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    死のように静かな冬 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2003年11月01日 死のように静かな冬 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    雪の舞う湖畔の町ルーンレイク。乾いたショットガンの銃声が、いつもは静寂に包まれたこの土地を襲う連続警官殺しの幕開けを告げる。同地で職にありついた流浪の警官ルイス・キンケイドは捜査チームに志願した。だが、自らの致命的ミスで重要容疑者が逃亡、よそものであるルイスへの風当たりは急激に強まっていく。やがて、犯人の銃口は署内で孤立する彼をもターゲットに…米国ミステリ界各賞を賑わせた話題の警察小説。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    死のように静かな冬の総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    設定も描写も展開も推理も最高でした

    黒人と白人のハーフの警察官の小説は
    ガラーノ以来2作目だ。
    黒人と差別と理不尽さは
    必ず付いて回るものだけれど、
    この一冊は黒人である事よりも
    警察官である事の問題点が
    浮き彫りにされていた気がする。

    ルイス自身がそれらの扱いを跳ね除けて
    揺るがず立っている様子が
    とても力強いのかもしれない。
    感情に溺れ過ぎず、
    でもしっかり内面を表現しており
    状況も克明に描かれていて
    とても気持ち良く問題なく読む事が出来た。
    訳者も良かったのだと思う。

    分厚い一冊なのだが
    中身は濃くても問題が次ぎから次へと舞い込み
    ルイスの孤軍奮闘が矛盾無く進むためか
    普通に感情移入しつつも客観的に読めた。
    あちこちに散りばめられたヒントを元に
    少しずつ謎解きをして行く様子がとても面白かった。
    登場人物がみんな個性的で分かり易く
    人物像をはっきり描く事が出来た。

    凍てついた冬の湖畔の町が
    目に浮かぶようだった。
    深く息を吸うと胸が痛くなるような
    冷えた空気と吹雪。
    読んでいると身体中が冷えるような描写だ。

    罠にはまった人々の
    身動きするほどに罠に深くからまって行くような
    そんな感じが少しずつ見えて来て
    ルイスと一緒に謎解きしているような気がした。
    話の進み方も分かりやすくて読み易かった。

    久し振りに混乱も逃避も起こさず
    最後まで面白く楽しく読めた。

    日本では続編の翻訳出版されていなくて
    とても残念だ。
    死のように静かな冬 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:死のように静かな冬 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151743014



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク