脳を食む虫
- ノワール (113)
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折角のはじめの『脳を食む虫』のくだりが、全体の内容にうまくはまっていない気がするので。 | ||||
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タイトルにギョッとして読んでみました。 群像劇かつノワール小説(ただし勧善懲悪です☆)という感じです。 明確な区切りなく主語がコロコロ変わるところがあって、 そこはちょーっとだけ読みづらいんですが、 なにしろキャラがしっかり書き分けられてるんで、 トータルでは大きく混乱することなくすらすらと読んじゃいました。 先が気になって途中でやめられないです。 コイツはどこまで堕ちてくんだろーか、とか。 「分かりづらいが、よく考えりゃ似てる」という伏線が、 最後の最後に生きてくるのが気持ちよかったですね。 恋に目覚めた女性刑事の変化がほほえましいです。 これだけキャラ立ってると続編もありだし、 映像化を想像してもキャスティングだけでまずは楽しめますね。 暴力シーンは結構キてますから、多分15R(笑)。 激しい、きっつい内容ですが、読後感はGOODですよ! | ||||
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悪に対する警察の不甲斐なさと、その鬱屈した気分を麻薬取締官の活躍ぶりが見事に払拭してくれて、読んでいて痛快でした。(特に、5章から6章にかけての部分が最高!!) 購入時に想定していた内容とは全く違っていたが、(薬物の恐怖というよりは警察の腐敗・癒着の恐怖)大変、楽しめました。 | ||||
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鹿茸を鼻に当てて嗅ぐべからず。 小さき虫ありて、 鼻より入りて、 脳を食むといへり。 という誰でも知っている古典(答えは読んだらわかります)の一節をキーに、様々なストーリーが 絡まりあいながら、意外な展開をし、一気に読ませるミステリー。 薬物、銃器、殺人とノワール小説的な要素が多くあるにも関わらず、エンターテイメント性にも 富み、また、著者の細部へのこだわりも手伝って、文字を目で読むのと同時に、頭に映像が流れるような面白さ。 男性作家特有の、不自然かつステレオタイプな女性描写が無いという点も嬉しいところ。 善と悪、正義や不正が個人の倫理を超え、組織で運用される怖さを教えてくれます。 オススメします! | ||||
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悪を取り締まるために悪を利用する。 悪を利用するために、その悪を保護してしまう。 段々その悪がコントロールできぬほど大きくなってくる。 そのうち正義感が麻痺し、自分のこころの中に闇が入り込んでくる。 その闇と分かつための方法は・・・ 現実にこのように事件が処理されているのかもしれない。 僕らの知らないところで、虫が人の理性を喰らっているのかもしれない。 | ||||
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