引き裂かれた夜



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    初公開日(参考)1987年07月
    分類

    長編小説

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    引き裂かれた夜 (角川文庫)

    1987年07月31日 引き裂かれた夜 (角川文庫)

    ロージェルが別れた妻、リズのもとへ息子を送りとどけた翌日、二人は絞殺死体となって発見された。幼い息子は巻きぞえにあったとしても、リズに殺されるようなどんな秘密があったのか?ロージェルは秘かに生前のリズのことを調べはじめた。彼女は地元紙の身上相談の回答者をしていた。かすかな手掛りがそこにあった。“キャロル”という偽名で相談を持ちかけていた娘がいたのだ。キャロルはリズの殺害とどう結びつくのか?そして彼女はどんな秘密をリズに打ちあけていたのか?ロージェルはまずこの幻の女“キャロル”を見つけ出さなければならなかったが。フランス《批評家大賞》受賞作。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    凄惨なラストも、後味の良いエピローグが◎

    原著1980年刊、原題 La Bavure。1981年度 批評家大賞受賞作。
     コアトムールのサスペンス小説は、角川文庫から3作が邦訳されています。「真夜中の汽笛」「引き裂かれた夜」「血塗られた夜」、と邦題に「夜」という共通ワードを入れて、この作家の特質を表しています。
     訳者あとがきによれば、「コアトムールのミステリの特徴は大ざっぱにいえば、政治家の権力の乱用とそのための犠牲になる無実の人々をサスペンス・タッチで描いていることであろう」とあり、警察ですら信用できない世の中の腐敗に憤る一般市民の悲哀が毎度描写されます。
     この作品の異色なところは、別れた妻と息子の殺害事件に地方有力者による陰謀をかぎつけ、確証を得たあと、直接的で強烈な殴り込みをかける終幕です。こういうラストはありそうでなかなかお目にかかったことがありません。凄惨なラストですが、救いを暗示させるエピローグによって、後味の良さを感じて本を閉じることができました。
    引き裂かれた夜 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:引き裂かれた夜 (角川文庫)より
    4042601022



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