フォート・ポイントの殺人



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1993年08月
    分類

    長編小説

    閲覧回数723回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    フォート・ポイントの殺人 (講談社文庫)

    1993年08月31日 フォート・ポイントの殺人 (講談社文庫)

    男は、もうひとりの小男をキャンディの包み紙のように海に投げ捨て、鬼のような形相で私を追ってきた―。宝石泥棒を両親に持つ女性私立探偵ロニー・ヴェンタナが、その恐ろしい事件に遭遇したのは金門橋を見下ろす海岸通りを早朝ジョギングしている時だった。そして、事件は急展開、思わぬ犯人が。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    フォート・ポイントの殺人の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    処女作とは思えないような秀作である。

    探し出した段ボールのなかから本書グロリア・ホワイト著『フォート・ポイントの殺人』(原題:MURDER ON THE RUN)を、二十数年ぶりに再読することにした。
     本書が著者のデビュー作であり1992年アンソニー賞の新人賞にノミネートされたのだが、残念ながら受賞には至らなかった。
     評者は、これだけのよく出来た作品がアンソニー賞を受賞しなかったのを不思議に感じながら本書を読み進んだのである。
     サンフランシスコの金門橋南海岸にあるフォート・ポイントを、朝早くジョギング中のロニー・ヴェンタナは、男が首を絞められながら海に突き落とされるところを見てしまった。
     この犯人が町の有力者であり探偵のピート・オーガストだったから警察に届けたが、殺人課のフィリー・ポスト警部補は真面目にとりあってくれない。
     そこでこの事件を自分で解決しようとロニーが捜査をはじめることからこの物語は始まる。
     訳者の犬飼みずほさんのあとがきから引用させてもらえば、この物語の主人公の女性私立探偵のロニー・ヴェンタナはじめ、登場人物たちが、血のかよった、体温ある人間として、ページのなかから躍りだしてくるような人物描写などは見事の一言であり、ストーリのプロット構成など処女作とは思えないような手腕を読み取ることができる作品となっている。
     先に読んだジニ―・ハーツマークの処女作『クライアントの姪』と比べたら数段出来の良い作品であることは間違いないだろう。
     著者の処女作の力量が本物かどうか知りたくなり、他の作品を入手しようと思いながら本書『フォート・ポイントの殺人』を、楽しみながら読み終えた。
    フォート・ポイントの殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:フォート・ポイントの殺人 (講談社文庫)より
    4061854216



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク