桜桃忌殺人事件
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奇抜なファッションの作家という印象以外あまりしらなかったが、たまたま本書を読んだ。ミステリーとはよく出来ていると思うし、太宰に興味のない人間にも充分楽しめる。 ただし、読んでいてどうしても腑に落ちないのが主人公美知子とその同級生たちの設定だ。18歳で高校を卒業して5年目の設定。つまり23歳か24歳だ。大卒2年目となる。それなのに、美知子は敏腕ライターで、友人に100万円を平気で貸せるほどの収入のあるライターである。すでに署名入りのコラムも書いて人気が出始めている。 賞でも獲った作家ならわかるが、駆け出しのライターではありえない。 そして友人のひとりは青山でバーを経営している。客のいない店内を指して「夏枯れよ」などと熟女ママのようなセリフを吐くのである。残りのひとり「失踪した友人」はすでに結婚している。 その失踪を主人公は追うのだが、駆け出しのライターのわりには行動も思考も成熟しすぎている。 奥付によると1984年の作品。35年前の24歳はここまでで成熟していたのか? 登場人物を同年代の自分の眼からみて、否である。 バブルの入り口にあった時期にしてもこの設定はありえない。 | ||||
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