幽霊には微笑を、生者には花束を



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初公開日(参考)2003年12月
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長編小説

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幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)

2003年12月31日 幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)

峰岸高校に通う真田真也は、心霊現象を信じないバリバリの科学信奉者。そんな彼が、廃屋の幽霊調査でなんと美少女の「幽霊」に遭遇!?妄想だと思いこむ真也の自宅にまで押し掛けてきた「彼女」は、妹に「ユウちゃん」と名付けられいつの間にか同居することに。しかし、生前の記憶を持たないユウの「私、殺されたんです」の一言に、真也は彼女の過去を調べはじめるのだが―。えんため出身作家が贈る少年と幽霊のハートせつない青春ラブ・ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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幽霊には微笑を、生者には花束をの総合評価:7.00/10点レビュー 5件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

幽霊には微笑を、生者には花束をの感想

幽霊を扱ったライトノベル的なミステリ。

心霊現象を全く信じない高校生主人公が、友人の付き添いで廃屋調査に参加した所、自分だけに見える女の子と遭遇する。幽霊に付きまとわれる中、自宅で妹にも見える事がわかる。これを機に兄妹で記憶の無い女の子の幽霊の相談に乗る事にする。

まぁ、軽い学園風のラノベなのですが、現実的な主人公の各種実験がミステリの推理考察的で面白い。
例えば、妹にも見えると分かった際、「同じものが見えているのか?」互いに絵を描いて認識している存在の検証をしたり、幽霊の服装や装飾物から、生まれた時期や家族などを推察したり、この幽霊は脳にどういう影響を与える存在なのかを定義する過程が面白い。

『本格ミステリ・ディケイド300』にて本書を知った次第ですが、学園幽霊ものなのに思考や事象の結びつき方がミステリ模様なので、軽い気持ちで読みながら十分楽しめた物語でした。

結末もハッピーエンドでベタベタ感ありますが、それも好みです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.4:
(3pt)

絵がまず下手クソ(;'Д`)ハアハア

(;'Д`)ハアハア なんだ この絵師は 売る気あるのかと思う。

絵が下手クソなんすけど・・・・・・・?!

あと 安易なハッピーエンドは続編につなげるためとはいえ、いただけないな

ありがちなテンプレートみたいな小説だね
幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)より
4757717032
No.3:
(3pt)

「私,ひとの亡くなるお話は,きらいなんです」

「夕焼けに染まることもできないんですよね,私。」という台詞が端的に示すとおり(?),清楚可憐な美少女幽霊と,無愛想だが頭は切れる普通の生身の少年の,ボーイ・ミーツ・ガールな物語。
 幽霊が出てきて,犯人探しに手を貸す,もしくは主人公に手を貸してもらう,っていうミステリは結構ある。例えば,われらが乙一の『しあわせは子猫のかたち』(『失踪HOLIDAY』所収)は,主人公が引っ越した家に誰かに殺された前の女主人の幽霊がいて,幽霊と戯れる毎日の中から犯人の手がかりが出てきて‥‥という話だし,加納朋子『ささらさや』では死んだ男が幽霊となってこの世に残した新妻を助けに来るし。幽霊とミステリって相性がいいんだろう。
 この話も,その手の,幽霊になった少女の犯人探しに主人公が巻き込まれる話だな,と思って最初は読んでたんだけど。実際最初は至って普通に美少女幽霊を殺した犯人探しに少年が奔走し,何やかやで幽霊と少年の間もいい感じになっていくのだが。事件解決(?)に至るとこまで読み進めて,ミステリの中でこんな幽霊の使い方もあるのね,と唸らされた次第。ちょっとネタばれになるが,幽霊っていう「非科学的な」存在を情報体の一種,としてとらえ,ミステリとSFを上手く融合してあると思う。作者が理系の頭してるからこんなこと思いつくんでしょうね。
 もう少しネタばれ(かな?)。乙一の『きみにしか聞こえない』と話的に似ております。向こうは悲劇,こっちは「要するに,すべてうまくいったってことさ」だけど。で,さらにもうひとつ。私は「ひとの亡くなるお話は,嫌いなんです」(米澤穂信『愚者のエンドロール』)。
幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)より
4757717032
No.2:
(4pt)

まさに鮮やかなマジック

一見どこにでもある幽霊モノかと思いきや
実はただの幽霊モノではなかった。テンポの良いストーリと、幽霊が要ること自体が
現代科学と矛盾しているが、それを逆手にとった
矛盾を感じさせない自然なストーリがすばらしい。
幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)より
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No.1:
(4pt)

作者と絵師には花束を

エンジニア系の作者らしく専門用語が平気で飛び出してきて回りくどさを感じますがそこは主人公の性格との相乗効果。しかし後半3章からは主人公の焦りと同期すべく目の離せないテンポの良い展開になっていきます。イラストの柔らかさも手伝ってぴりりとした緊張感のなかにもほのかなのどかさがほどよく効いた1本でした。
幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊には微笑を、生者には花束を (ファミ通文庫)より
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