ミスター・クラリネット
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私には可もなく不可もなくって感じです、個人の感想なので、他の方にお勧めできるかどうがは不確かです。 | ||||
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<奇蹟を起こして、少年を生きて連れ帰れば、一千万ドル。 死体を連れ帰れば五百万ドル。少年を殺した連中も引き渡せば、さらに五百万ドル。 少年を殺めた連中であれば、生死はどちらでも構わない> この冒頭、最初の一文の面白さ、ワクワク感で、即買いました。 確かに話は面白いです。 なんたって舞台がハイチ。 作家はハイチ生まれ、ハイチ育ちの英国人作家です。 しかもミステリー、ハードボイルドであり、作家が一流のストーリーテラーだからこそ描けた作品です。 が、どうしても設定に矛盾を感じて、読後感、そのモヤモヤは最高潮に達します。 なぜ、ハイチ人の大富豪が、行方不明の孫の捜索を、一千万ドル(当時だったら15億円以上)の懸賞金かけて、たった一人のアメリカ人私立探偵に依頼するのか? なぜ、前任の依頼者達はことごとく悲惨な末路を迎えているのにそれでも外国人に、単独で頼むのか? 頼まれたアメリカ人はハイチに土地鑑もなし、過去のハイチ渡航経験なし。一番大事な現地語も話せない。会話は通訳を頼むしかない。 15億の懸賞金が払えるなら、もっと立派な組織を雇って捜査するだろう。 行方不明者の捜索なのに、現地語も話さない外国の私立探偵がなぜか単独行動で探す話。 この小説の主人公、超出来る男は、そのことに対する矛盾を一切感じず、依頼を受けている。 主人公はなぜそこを考えないのだろう。考えない人間が、普通、いるだろうか。 しかもこの主人公は最後、依頼者を逮捕してしまう。 それは、ないだろ。警察を退職しておいて。お金に惹かれて話を受けておいて 約束違反というか、それを正義として描いた作者もどうなんだろうか。 読んで損ではないけれど、リアルさにこだわる人には無理な作品かもしれません。 | ||||
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