赤絵の桜: 損料屋喜八郎始末控え

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評判

赤絵の桜: 損料屋喜八郎始末控えの評価:

4.38/5点 レビュー 8件。 B ランク

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平均点4.38pt

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

読み易い時代小説

数ある山本一力作品の中から「銀しゃり」を最初に読ませて頂き、魅了された.読み終わってから約一年が経った今でも記憶に残り、小説の中の情景が時々泡の様に浮かび上がってくる.

「損料屋喜八郎始末控え」シリーズは山本作品として二番目に読んだ事なるが、やはり「銀しゃり」同様に読み始めて直ぐに引き込まれてしまった.「銀しゃり」もそうであったが、氏の文体は読み易く、舞台背景、人物像、人物やモノ同士の繋がりなどのcharacterizationがしっかりとしている.読みかえす事無く滑らかに読み進む事ができる.まるで理路整然とした科学論文を読むようだ.

考証もしっかりとしていて、生活習慣、経済や政治、風景街並、小道具など仔細にに噛み砕かれていて、読み手に感触、匂いや味、音、色、柄、気温、湿度等々多くの要素が伝わってくるのは好感が持てる.また、色々な蘊蓄に出会えるのも楽しい.

「赤絵...」のストーリーの展開には少し無理があって、途中から「あれっ?」と思わせられるところもあったが、読み手の好みもあるので何とも言えない.
赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7) Amazon書評・レビュー: 赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-7)より
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