翡翠の眼
評判
翡翠の眼の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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翡翠の眼の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
他国の日常というのは、わかっているようでわからない。
特に、ごくありふれた、市井の人々の毎日の生活というのは、実はよく知らない。
観光で、ちょっとふらついたくらいでは全くわからないからね。
お隣の国中国の報道も、昨今は(特にオリンピック前後は)とっても多くって、何となく、よくわかってきている気がしていた。
でも、そうじゃないんね。
この小説は、中国の探偵小説、と言うだけで珍しく手に取る価値があるけど、それとともに、その距離的には近いがよくわかってない隣国中国の、まさに市井の人々の生活、考え、そしてここ2,30年に被った社会の変革、大きな人心の乱れを伝えてくれるという別のおもしろさもある。
結構びっくりするとともに、ああぁ、なるほどねと納得する部分もあり。
探偵小説としては、これと言った謎解きも、大きなアクションも、あんましはらはらどきどきする部分もなく、どちらか言うと地味にすぎていく。ま、大きな国家権力の怖さはあるけど、どちらか言うとドラマチックではない。
ところが、中国の日常そのものがドラマチックで、ここ2,30年の歴史が超ドラマチックで、だから、この物語そのものが、中身は地味なのに超ドラマチックになっている。
不思議な作品だが、おもしろく読めました。