接近 (新潮文庫)
発行日:2006年07月28日
出版社:新潮社
ページ数:177P
あらすじ
昭和二十年四月、アメリカ軍が沖縄本島に上陸したとき、安次嶺弥一は十一歳だった。学校教育が示すまま郷土の言葉を封じて生きる彼の前に、同じく郷土の言葉を封じたアメリカ人が突然日本兵の姿で現れる。本来出会うはずのなかった彼らは、努力をもって体得した日本の標準語で時間を共有し、意思を伝え、距離を詰めていく。人の必然にしたがって、相容れない価値観は「接近」した。
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