堕地獄仏法/公共伏魔殿 (竹書房文庫 つ 3-1)
発行日:2020年04月16日
出版社:竹書房
ページ数:468P
あらすじ
蠱毒(こどく)の小説集開けば毒に包まれ読めば笑いと戦慄で震え……筒井康隆の小説は蠱毒である。読めば強烈なショックを受け、その面白さに侵される。巨大な権力を握った某国営放送の腐敗と恐怖を描き、一読すれば受信料を払わずにはいられない「公共伏魔殿」、諸事情によりここにはあらすじを書けないもうひとつの表題作「堕地獄仏法」、ロボット記者たちに理路整然と問い詰められた政治家がパニックになり、無茶苦茶な答弁をしてしまう「やぶれかぶれのオロ氏」、大学生と予備校生の喧嘩が殺し合いにまで発展してしまう「慶安大変記」など初期傑作短篇16作を収録。ひとの愚かさが変わらないかぎり、筒井康隆の小説は面白い。つまり、筒井康隆の小説は永遠に面白いのである。