ドーム―終末への序曲〈上〉 (角川文庫)
発行日:1989年08月31日
出版社:角川書店
ページ数:345P
あらすじ
水爆実験地で幼時被曝し、東大研究生として来日した若いアメリカ女性ジュディ。白血病に冒かされていた彼女の切実な願いは、地球文明の滅びの芽といえる全面核戦争が起きても、人類を生き残らせることだった。彼女と設計技師・吉田司郎との愛が、核時代のノアの方舟「ドーム」を発想させた。この巨大なドームが完成すれば、地球が“核の冬”に覆われて死滅した後も、千名の生命が生き永らえることができる―。ジュディの死を看取った吉田の憑かれたような活動で、二人だけの夢物語「ドーム」の建設は、多くの人々の共感を得、着実に実現へと向かっていった…。