秘めた絆 (光文社文庫)
発行日:1996年12月31日
出版社:光文社
ページ数:226P
あらすじ
野々村珠子の13年の穏やかな結婚生活は、突然の来訪者によって一変する。夫・康平の秘書の薫が、康平の子を宿していると珠子に告げ、産みたいと申し出たのである。思い悩むうち、珠子自身も妊娠する。5年余りの、康平と2組の母子の奇妙な共存…。その中で、しかし、康平が抱いた疑惑は大きく膨んでいったのだ。夫の言葉に珠子は鋭い戦慄を覚える。そして同時に、胸深く埋め去ったはずの追憶が、彼女の心を満たして行くのだった。男と女、親と子を繋ぐものは何なのか―。痛切な愛のミステリー--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。