骨のささやき



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    2.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1999年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数932回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    骨のささやき (文春文庫)

    1999年07月01日 骨のささやき (文春文庫)

    マヤ遺跡発掘中の形質人類学者アイリスは父親を銃撃されてしまう。事件を追ううちに二十年前に失跡した母親の謎にぶつかって……(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    骨のささやきの総合評価:4.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (2pt)

    あまり良くない。今後に期待?

    形質人類学者という「骨」を扱う女性学者を主人公にしたミステリ。グァテマラの発掘現場から書き起こされ、かなり期待できる雰囲気だった。アーロン・エルキンズのギデオン教授物のような展開を期待した。しかし、発掘調査中にヒロイン=アイリス・ラニアの父親が銃撃されたとの報が入り、アイリスはニューヨークに飛んでしまう。舞台はそのままニューヨーク。ちょっとだけグァテマラに戻るがそれもわずか。
     厳格な父がなぜ銃撃されなければならなかったか、という謎を中心に据えて、父と母と娘のと展開する物語はそれなりに読ませる。しかし、奥行きな少ない。残念ながら、ストーリィも人物も半端で散漫な印象しか残らなかった。ヒロイン・アイリスがちょっとひどすぎるような…。優秀な頭脳を持った女性科学者という設定なのだが、父の銃撃を巡る謎に翻弄される姿は、まったくのバカとしか見えない。誰が見たって読んだっておかしな人物配置が最後まで影響したのだろう。まず人物一覧である程度想像できてしまう。物語が進んで登場人物が増えるに従って、それぞれの役割が仄見えてしまう。かくして、読者が薄々感づいているのにヒロインはまったく感づかないという、ダメなミステリのお手本が展開する。
     一見、父と娘の物語のように見えるが、作者は母と娘の物語として書いたはずだ。しかし、これも作者の掘り下げが甘くて、大切な母親の痛みが伝わって来ない。この母親の人物造型にはちょっと無理があるような……。主役級だけでなくて、脇役を見ても、それぞれのエピソードと共に、それぞれが点に過ぎち??い線になってストーリィにうねりを起こしてくれない。冗長なだけだったりする。聞けば、作者二作目の作品だとか。多くを望んではいけないな。
    骨のささやき (文春文庫)Amazon書評・レビュー:骨のささやき (文春文庫)より
    4167527561



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク