(短編集)

粗茶を一服: 損料屋喜八郎始末控え

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評判

粗茶を一服: 損料屋喜八郎始末控えの評価:

3.91/5点 レビュー 11件。 C ランク

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平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(5pt)

端正な構成が、「粋」の印象を強くしている

デビュー作とは思えない質の高さを持った傑作、そのシリーズ第三巻。
江戸の息吹を伝える用語を地の文にそのまま使用、
読み手にとり難易度は上がるものの、文章を高い品位に保っている。
そしてまた全てを語らない端正な構成が、「粋」の印象を強くしている。

時代物にありがちな札差=金持ち=悪者という
単純な図式を廃した多面的な人物設定、
以前までの巻なら主人公に相対するであろう
敵役との心の交流も描かれ、物語に更に深みを与えている。

各巻、各々の短編には一幅の絵になる場面が用意されていたが
本巻最後の短編は特筆すべき、刃のように冷ややかな
切れ味鋭いビジュアル性を誇る。やはり傑作である。
粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-16) Amazon書評・レビュー: 粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-16)より
416767016X
No.1
(5pt)

端正な構成が、「粋」の印象を強くしている

デビュー作とは思えない質の高さを持った傑作、そのシリーズ第三巻。
江戸の息吹を伝える用語を地の文にそのまま使用、
読み手にとり難易度は上がるものの、文章を高い品位に保っている。
そしてまた全てを語らない端正な構成が、「粋」の印象を強くしている。

時代物にありがちな札差=金持ち=悪者という
単純な図式を廃した多面的な人物設定、
以前までの巻なら主人公に相対するであろう
敵役との心の交流も描かれ、物語に更に深みを与えている。

各巻、各々の短編には一幅の絵になる場面が用意されていたが
本巻最後の短編は特筆すべき、刃のように冷ややかな
切れ味鋭いビジュアル性を誇る。やはり傑作である。
粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え Amazon書評・レビュー: 粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控えより
4163275401