祈望
発行日:2010年06月11日
出版社:講談社
ページ数:210P
あらすじ
母と姉が白昼、惨殺された。逃げるのが面倒だからと逮捕されたのは、少年だった。センセーショナルな事件に、遺された「私」、父、弟の生活は一変した。逃げるように家を出て、逃げるように暮らした。そして私には殺人衝動が生まれた。20年後、認知症で入院した父が記した3冊のノートを見つける。それは、父が事件を自分なりに調べ、犯人に迫ろうとした軌跡だった。―父は殺人犯に接触していたのか。現代の「罪と罰」の最先端に挑んだ、新境地作品。