赤い森
発行日:2010年04月10日
出版社:祥伝社
ページ数:384P
あらすじ
その森に踏みこんだ者は、二度と帰れない――一家が惨殺された樹海のなかの山荘。禍々しき森の、いまだ解明されぬ事件。血塗られた伝説に挑む者を襲う悲劇の連鎖!ベストセラー『黒い森』の戦慄をはるかにしのぐ謎と恐怖“赤い袋とじ”の奧底に隠された衝撃の真実とは――!?あの家で何が起こったのか、誰も知らない……私はだめな男だ。もうこれ以上、生きてはいけない。可哀相だが、あいつらも私と一緒にあの世へ旅立ってもらおう。ただ、私たちが生きていた証を後世に残しておかなくてはならなかった。ここで一体何が起きたのか、記録を残しておくことが私の使命だと考えている。さあて。では、始めるか。九月二日、午後八時二十分、人間狩りのゲームの幕が、今まさに切って落とされようとしていた……。(本文より)